【熱海土砂災害】心と体の健康づくり 健康たいそうでコミュニティにつながりを
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは熱海市土砂災害の初期から現場支援活動を行い、被災地である伊豆山仲道町内会の皆さんと協力して、生活復旧支援に取り組んでいます。
その活動の一環として、先月から仲道地区の小学校をお借りした健康たいそうを始めました。
長引く被災生活でストレスを抱えている心と体のリフレッシュと、住民同士のコミュニケーションの活性化を目的としています。
第二回の開催となる8/6(金)は、YMCA東山荘からインストラクター2名をお迎えし、住民の参加者5名と共にストレッチ体操を行いました。
ストレスのかかる状況下に置かれると、どうしても人は呼吸が浅く早くなりがちになります。
その呼吸を続けると、体の緊張が高まって筋肉が強張り、精神的に不安定な状態になって、負のスパイラルに陥ってしまうのです。
まして被災地では現在も土石流によってさまざまな移動制限がかかり、普段していた買い物や通院ができなくたった人も珍しくありません。日常のなかで体を動かす機会が減り、そこから来る心身の不調が問題視されています。
今回はYMCAインストラクターの指導のもと、椅子に座りながら深いストレッチ効果を期待できる運動にはじまり、できる人は立ち上がって思い切り伸びをしたりして、固くなりがちな体を十分にほぐしていきました。
普段あまりしない動きをしてほどよく汗をかいたことで、終わった後は皆さんとてもスッキリした顔をされていました。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、東日本大震災当時から東北の仮設住宅で体操サロンを開催し、体を動かすことを通じた被災者の心身のケアとに力を入れてきました。
そこで気づかされたのが、体操サロンは単に心と体のリフレッシュになるだけでなく、住民同士の交流の場、新しいつながりが生み出される場になるということです。
そしてその「人と人とのかかわり」が、災害の緊急期~生活復旧期のなかで問題視される被災者の喪失感や孤独感、不安を和らげる力を発揮していくのです。
被災生活が長引くと、ストレスから認知症や鬱など深刻な症状が進む恐れもあります。
私たちはそうした災害の二次被害を防ぎつつ、住民同士のネットワークを広げていくことで、おひとりおひとりの孤立を防止するコミュニティづくりを進めています。
地域コミュニティの復興のため、皆さまの心温まるご支援を引き続きよろしくお願いいたします!
▼令和3年7月・8月豪雨支援寄付はこちら(クレジットカード、銀行振込、郵便振替)
https://objapan.org/donation/donation-ob
▼郵便振替
振込先口座 ゆうちょ銀行 当座 二二九店 135913
口座記号番号 02260-8-135913
オペレーション・ブレッシング・ジャパン
(こちらの内容をご記入ください 1. お名前 2. フリガナ 3. メールアドレス 4. 郵便番号 5. ご住所 6. 電話番号)
▼銀行振込
振込先口座 三井住友銀行 仙台支店 普通 2202482
特定非営利活動法人 オペレーション・ブレッシング・ジャパン
(こちらの内容をご記入ください 1. お名前 2. フリガナ 3. メールアドレス 4. 郵便番号 5. ご住所 6. 電話番号)
熱海市伊豆山地区の支援活動は下記パートナー団体の協力により実施しています(あいうえお順)。
一般社団法人クラッシュジャパン
公益財団法人 日本YMCA同盟国際青少年センター YMCA東山荘
社会福祉法人ミッションからしだね
日本国際飢餓対策機構(JIFH)
ACT japan フォーラム
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、社会課題の解決を組織第一の使命とし、被災地からの支援要請および支援ニーズに基づき活動する特定非営利活動法人です。45の日本の国際NGOが加盟するジャパン・プラットフォーム(JPF)が作成している「新型コロナウイルスの感染が懸念される状況におけるNPO等の災害対応ガイドライン」を遵守し支援活動を行っています。