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孤立・生活困窮支援|仙台・『青空会』のつながりからはじまる再出発への道

回を重ねて広がる「ありのままの自分を受け入れてもらえる“居場所”」としての機能

OBJが月に一度、仙台中心部の公園にて行っている炊き出し支援『青空会』。路上生活をされている方や生活に困難を抱える方、また孤独や不安を抱えている方に向けて、温かい食事や物資、安心できる居場所を届けています。

災害対応型炊き出し 青空会

2023年に始まったこの炊き出し活動は、まもなく40回を数えます。
毎回50〜80名ほどが参加するこの活動では、食事の提供はもちろん、生活に必要な日用品や衣類・食器などの配布、ボランティアによる音楽演奏やマジックなどのステージイベントも行われます。
東北の冬の寒風吹き荒ぶ日も、また鳥のさえずりが聞こえる春の爽やかな日も、毎月私たちは、Praise Community Church(以下:PCC教会)をはじめとした地域の教会や、YWAM・OMなどの宣教団体、そしてボランティアスタッフと協力し、『青空会』の活動を継続しています。

孤立・生活困窮支援

回を重ねて進化したと感じるのは、『青空会』が、単なる「物資をもらえる場所」ではなく、誰かとともに食事をしたり、一緒に体操をしたり、他愛もない話ができたり…と、「誰かと一緒に過ごせる場所」として認識されてきたこと。ちょっとした世間話から悩みの吐露や生活相談に至ることも多く、傾聴チームを編成して対応してきたことが喜ばれています。
「誰かに悩みを打ち明けたり、話を聞いてもらえたりする機会があまりないので、ここでたくさん話を聞いてもらえて本当にありがたいです」と話してくれたのは、子ども連れのお母さん。「来月もぜひまた来たいです」と満面の笑顔で帰られました。時には、住まいや職が見つかるよう必要な支援に繋げることも。
誰がどんな状態で訪れても「ありのままの自分を受け入れてくれる“居場所”」として、今や、多くの人の心の拠りどころとなっています。

孤立・生活困窮支援
孤立・生活困窮支援

OBJフードトラックで災害時にもできたての温かい食事を提供

昨秋、この炊き出し支援のために災害対応可能なフードトラックを新しく購入しました。2年前、能登半島地震の緊急支援で改めて感じた「温かい食事が、緊張した心をほぐし笑顔をもたらす」という経験。新調したOBJのフードトラックは、ライフラインが止まっていても、どんな場所でも調理が可能です。

この2月にもこのフードトラックを活用し、災害でライフラインが途絶えた状況を想定した2度目の災害対応型炊き出しを実施しました。温かいドリンクや食事をみなさんに提供すると、参加者から聞かれたのは「今日のような寒い日は身に染みて本当においしい」という声。スタッフにとっては、フードトラック活用が災害支援の訓練も兼ねているため、喜びの声には手応えを感じています。平時と災害時を分断せず、「日常の延長戦上にある災害対応」としてOBJフードトラックを活用していくことで、既存の経験が災害時に生かされることを目指します。

孤立・生活困窮支援
孤立・生活困窮支援

同じ時代を生きる仲間としてまずは、小さなつながりと安心を届けたい

私たちは、この15年にわたる支援活動において、災害が起こった時に「助けて」と言えない人たちがいると知りました。その方達の多くは、普段の生活から、孤立、生活困窮、健康不安など何らかの困難を抱えています。「見えにくい困難」「声を上げにくい状況」であることが、災害など一つの大きな契機によって途端に顕在化するのです。物価高、災害の多発など、今の社会は激動で、安定的に収入を得て暮らしていくことは容易ではありません。OBJは、弱さを抱えた人に対して、常に「支援する側」「支援される側」という関係ではなく、同じ社会に生きる仲間として向き合ってきました。

孤立・生活困窮支援

『青空会』では、以前支援を受けた方が生活を立て直し、仕事を得て、私たちとともにボランティアとして活動してくださることが増え、助け合いの輪が広がっていることを実感します。

平時からのつながりが、いざという時にお互いを支える、セーフティネットにもなります。
『青空会』をきっかけに、つながりと笑顔が生まれ、「ありのままの自分を受け入れてくれる居場所」として誰の希望や支えになれたら、とても嬉しく思います。地域防災が向上することを目指し、もしもの際に、誰かを支えるための準備を続けていきます。

引き続き、皆さまの愛とご理解、心のこもったご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

支援のお願い

皆さまの温かいご支援のおかげで、炊き出しではお弁当のほか、栄養補給に役立つ野菜ジュースやスポーツドリンク、麦茶などの飲料類、さらに食料品や生活用品もお渡ししています。

ご寄付のほか、企業様からの協賛や、Amazon「みんなで応援」プログラムを通じた物資のご支援も受け付けています。
生活に困難を抱える方が、もう一度前を向いて歩めるように——。
皆さまの温かいご協力をお願いいたします。

ご寄付はこちらから

支援物資寄贈はこちら

■振込先口座
≪ゆうちょ銀行≫
当座 二二九店 135913
口座記号番号 02260-8-135913
オペレーション・ブレッシング・ジャパン
≪三井住友銀行≫
仙台支店
普通 2202482
特定非営利活動法人 オペレーション・ブレッシング・ジャパン


炊き出し支援は、プレイズ・コミュニティ・チャーチ(青空会)、仙台ワイワム(YWAM)、OM日本、仙台新生キリスト教会、いこいの汀教会の方々、多くのボランティアの方々のご協力により実施しています。皆様のご協力に心より感謝いたします。

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