【熱海伊豆山】高齢化が進む熱海、孤立を防ぐ戸別訪問 2025.01.28災害支援, 復興コミュニティ支援, 令和3年7月豪雨(熱海土砂災害), 日本での活動 令和3年の熱海土砂災害から続く復興支援の中で、私たちは一人暮らしの高齢者や介護を担う家族を対象に、毎月戸別訪問を行っています。 高齢化率が48.6%(令和5年3月31日時点)に達する熱海では、多くの高齢者が孤立を感じやすく、こうした訪問は単なる安否確認にとどまらず、心の支えを届ける大切な時間となっています。 90代で認知症のご主人を介護する方を訪問した際には、抱える日々の孤独や負担の重さを改めて感じました。高齢化が進む地域では、こうした家庭内のケアが一層の課題となる中、訪問活動を通じて「一人ではない」と感じていただくことが重要だと実感しています。毎月少しずつ築かれていく信頼関係が、心を開くきっかけとなり、支え合う力を生んでいると感じます。 災害から3年半が経過し、訪問活動はまもなく終了となりますが、これまで出会った方々の心に温かな記憶として残ることを願っています。そして、地域の誰もが孤立せず、支え合える社会を目指して、引き続きお祈りとご支援をお願いいたします。 Tweet シェア 災害支援, 復興コミュニティ支援, 令和3年7月豪雨(熱海土砂災害), 日本での活動心のケア支援, 熱海市, 熱海市土石流災害, 孤立防止