話せる人がいない。悩んでいるのに相談できる人がいない。
そんなあなたのために、OBJこころの相談室では一人一人の悩みに寄り添い、
できる事を一緒に考えていきます。悩みに大きい小さいはありません。
心の癒しと回復の道を共に歩んでいきませんか?
相談室について
当相談室は、国際NGO特定非営利活動法人オペレーション・ブレッシング・ジャパンの「こころの支援」事業の一環として運営しております。 当団体所属の臨床心理士をはじめとした専門資格を有するカウンセラーが相談対応を行います。
※2024年は毎週木曜日オンラインのみ実施
相談室の特色
担当カウンセラーはキリスト教信仰を持つクリスチャンのカウンセラーです。
イエス・キリストの精神に従い、こころの悩みを持つ方の癒しと回復のために専門的知識を持って相談対応いたします。
聖書の価値観を基盤に置いていますが、面接の中でキリスト教を強制したりすることはありません。クリスチャンでない方でも利用していただけます。
オンラインカウンセリング
相談対応は現在、オンライン(Zoom)でのみ対応しております。 インターネットに接続できる環境とスマホ、タブレット、PCがあれば、ご利用いただくことができます。 Zoomのアカウントを持っている必要はありません。
※カウンセリングに関するお電話でのお問い合わせは受け付けておりません。メールでお問い合わせください。
お問合せ先:kokoro@objapan.org
専任カウンセラー
髙橋恵子
臨床心理士・精神保健福祉士
東北大学大学院教育学研究科 臨床心理学コース(教育学修士)
経歴:一般企業で10数年勤務した後、大学院へ進学し臨床心理士および精神保健福祉士の資格を取得。精神障害専門の就労支援施設、大学の学生相談室専任カウンセラーを経験し、被災地での傾聴支援、災害と心のケアに関するセミナーなどを行っている。
所属学会:日本心理臨床学会/日本認知・行動療法学会
スーパーバイザー
Grant Mullen M.D グラント・マレン医学博士
カナダ・オンタリオ州在住
クリスチャンの精神衛生医師として多くの患者を診察した経験を持つ。
詳しくはこちらをご覧ください。
守秘義務に関して
カウンセリングで話された内容は、御本人の許可なく他者(ご家族などの親しい関係の方を含む)に伝えることはいたしません。ただし、より良い相談支援を行うために、個人が特定されない形で当団体の他の職員や外部の専門家(医師など)へ情報を共有する場合があります。
また、自傷他害などの緊急性が高いと判断される内容に関しては守秘義務の例外となり、ご家族や関係者にお伝えする場合があります。
医療機関を受診中の方へ
既に精神科および心療内科を受診中の場合には、事前に主治医からカウンセリングの許可を得てください。可能な方は、診療情報提供書やお薬手帳をご提示ください。
ご相談内容の例
<こころの悩みについて>
●不安感・無気力・落ち込みやすさがある
●人前で緊張する、自分に自信が持てない
●なんども確認しないと気が済まないなどの強迫的な症状がある
●ストレスで食べ過ぎてしまう
●大切な人やペットを失ってつらい
●将来や進路で悩んでいる
●人間関係で悩みがある
<精神疾患・発達障害について>
●発達障害ではないかと疑っている(ADHD、自閉スペクトラム症、学習障害など)
●ADHDの症状をなんとかしたい(忘れっぽい、集中できない、時間管理が下手など)
●精神障害との付き合い方を考えたい
●家族や身近な人が精神疾患だが、どのように対応したらよいか
●精神障害者の福祉サービスの利用について教えて欲しい
●精神科や心療内科の利用について相談したい
*希望される方へは、医療機関へご本人の状態を説明するための情報提供書を作成いたします。
<信仰についての悩み>
●教会の人間関係に悩んでいる
●信仰生活に行き詰まっている
など
心理療法について
ご相談内容を担当カウンセラーが評価・判断したうえで、適切なアプローチを提案します。
心理療法の例:
●認知行動療法(認知再構成法、暴露反応妨害法、リラクゼーション法、アサーショントレーニング、アンガーマネジメント、ストレスマネジメントなど)
●スキーマ療法
●マインドフルネス認知療法
●来談者中心療法
●グリーフカウンセリング
など
認知行動療法(CBT)は、科学的有効性の高い心理療法として、気分障害、社交不安障害、パニック障害、依存症、恐怖症、PTSD、統合失調症などの様々な精神の治療に用いられています。
CBTでは人がそれぞれ持っている考え方のクセに着目し、偏ったものの見方のバランスを整えることで、辛い気持ちを楽にしたり、ストレスを軽減することを目指す治療法です。ワークや課題に取り組みながら進めていくので、思考のトレーニングとも言うことができます。
一方、来談者中心療法を始めとした対話によるカウンセリングは、お話をすることを通して相談者が自らの考えや気持ちを整理したり、置かれている状況を見つめ直し、新たな考えや気づきを得ることが目的です。また、誰にも言えなかった心の悩みを第三者に聞いてもらうことによって、気持ちが落ち着き冷静になれる効果もあります。
カウンセラーは必要に応じて助言や情報提供を行いますが、基本的には相談者のお話にじっくり耳を傾けます。
相談室では、ご相談のケースによってこれらの療法を適宜取り入れて対応いたします。
利用料金(オンラインのみ)
1回50分 4,000円 (初回無料)
*災害被災者や生活保護など、経済的困窮状態にある方に対しては、相談料金を減免することがあります。申し込み時にご相談ください。
*当相談室は国際NGO特定非営利活動法人オペレーション・ブレッシング・ジャパンの「こころの支援」事業の一環として運営しているため、心のケアを必要とされている多くの方にご利用いただけるよう、比較的安価な金額で専門的な相談支援を提供しております。お志のある方は、弊団体へのご寄付にご協力ください。[ご寄付受付]
面接の種類
個人面接:相談者ご本人との面接
合同面接:ご本人および家族や関係者の方を含む面接
コンサルテーション:困難を抱える方を支援する家族や関係者に対しての助言・提案
(上記の面接は全て同料金となります)
キャンセルポリシー
前日までのキャンセル料は無料。当日キャンセルは料金の全額をお支払いいただきます。
カウンセリングの流れ
① カウンセリングの申し込み
●メール・フォームでのお申込みのみ受け付けています。
●簡単な相談内容と問診票を記入していただき、ご希望の日時を記載して送信してください(2024年は毎週木曜日のみ実施となります)。こちらの空き状況と照らし合わせて初回の面談日をご連絡いたします。
●2回目以降の面談の前に、オンラインクレジットまたは振込にて、ご利用料金をお支払いください。
●事前にURL、ID、パスコードをお届けします。 *ご予約された方の状態によっては、お近くの医療機関への受診をお願いすることがあります。
※ご相談の内容が当相談室では適切に対応できないと判断した際にはカウンセリングをお引き受けできない場合があります。
② 初回面接
「ご相談内容」「病歴」「生育歴」「家族関係」「カウンセリングに期待すること」
等をお話ししていただきます。その上で、カウンセラーが一旦の見立てと、できることを説明・提案いたします。
相談者様の心身の状態を把握するための、簡単な心理検査を併せて実施する場合があります。
③ アセスメント面接
初回面接で話しきれなかったことをお話しいただき、ご相談者がカウンセリングで望む変化を確認します。さらに詳細な見立てや方針を立てた上で、適切なアプローチを提案します。
④ 継続カウンセリング
初回面接とアセスメント面接によって見立てた方針と面接目標をもとに、カウンセリングを進めていきます。面接頻度や回数はご相談者様のご希望に沿って決めていきます。
⑤ カウンセリングの終了
問題の改善や望ましい変化が見られた場合、カウンセラーとご相談者との合意によってカウンセリングを終了します。
カウンセリングの介入効果をモニタリングするために、初回時に行った心理検査を再度実施することがあります。
*カウンセリングの中断、終了の時期はご相談者様の意思を尊重いたします。
⑥ フォローアップカウンセリング
カウンセリングを終了した後に、必要に応じてフォローアップとしての面談を行います。
心理アセスメントの観点
クライアントの抱える問題を様々な角度から多面的にとらえるためには、生物学的(身体的)側面・心理学的側面・社会学的側面からの理解が不可欠です。
さらにこれらに加えて霊的側面(スピリチャルな側面)は、「生きる意味」「死んだらどうなるのか」「罪の意識」などといった人間の究極的な問いに対する自己の構えとも言えます。これは従来、ガンなどに罹患した方の終末期医療で取り入れられてきた考え方ですが、終末期医療に関わらず、私たちが健やかな心で社会生活をおくるうえで、重要な視点だと考えられます。
担当カウンセラーは臨床心理学の知識と、ソーシャルワークの知識、さらに聖書信仰を基盤としたスピリチュアルな側面からクライアントを多面的にアセスメントし、必要な治療に繋げるように支援いたします。
カウンセリング申込
下記フォームに必要事項を記入の上、「カウンセリングに申込む」ボタンをクリックして送信してください。
こちらの空き状況と照らし合わせて初回の面談日をご連絡いたします。
ご相談の内容が当相談室では適切に対応できないと判断した際にはカウンセリングをお引き受けできない場合があります。
お申し込みから1週間たっても連絡がない場合は、迷惑メールフォルダや着信履歴をご確認の上、お問い合わせください。