【キッズクラブ×職場体験】自ら進んで発信していく力を育む 2022.05.17子ども支援, 復興コミュニティ支援, 令和3年7月豪雨(熱海土砂災害), 日本での活動 熱海土石流災害が発生し、キッズクラブが立ち上がったばかりの頃を思いかえすと、気持ちが不安定な中でも公民館にきてくれる子たちがいました。 はじめはあまり笑顔が見られなかったものの、次第に「ねぇねぇ、、、」と重い口を開き話をしてくれるようになりました。遊んでる最中背中にのってくる子や、スタッフのそばから離れない子、また大きな声を出したり、「イライラする!」と打ち明けてくれた子もいました。子どもなりに抱えているストレスを、なんとか発散できる場所がキッズクラブだったのかもしれません。 最近では、子ども同士で遊ぶ姿が多く、心の成長と回復がみえています。 子ども同士のケンカや小競り合いもありますが、そのようなチャレンジを通して、問題にどう向き合うか、その子それぞれのタイミングも見守りながら、相手を受け入れるそんな姿も見えて嬉しく感じてます。 熱海土砂災害以降活動を続けているテンカラセンさんのカフェに遊びに行きました。 すでにみんなの新しい居場所のようになっていて、子どもたちから「フレンチトーストをつくりたい!」との提案が。 オーナーの中野さんは、その気持ちを大事に受け止め、キッチンで一緒に作らせてくれました。 素晴らしい職場体験です。オーダーをとったり、販売しているジャムを説明していたり。とてもよい経験になったようです。 つながりが広がり、地域の方たちと一緒に地域復興に活躍していくであろう次世代の子どもたち。 引き続き、見守り、励まし、年代を越えた交流の場を大切につなげていきたいと思います。 Tweet シェア 子ども支援, 復興コミュニティ支援, 令和3年7月豪雨(熱海土砂災害), 日本での活動熱海市土砂災害, 世代間交流, てんからせん, 職場体験