これから日本は超高齢化社会を迎えます。同時に少子化が進み、社会保障の担い手となる生産年齢人口が減少、様々な社会的・経済的な課題が深刻化すると予想されています。 実はこれは、被災した地方では既に起きている現実であることを私たちは見てきました。高齢化が進んでいる地域での災害は、労働人口の急速は流出を招き、地域の力が急速に低下してしまうのです。 人生100年時代、「誰一人孤立させない」優しさと憐みに満ちた社会へ OBJではこれまでの災害支援および復興コミュニティ支援の経験から、高齢者が共助の担い手となる可能性を見出し、そのための仕組み作りを進めています。市民ソーシャルワークによる「地域住民による総合相談」という横のつながりを通して、地域福祉や災害支援、生きがいの再発見を提供していく試みです。 「人生100年時代」と言われる、まだ私たちが経験していない時代。成熟した知性・霊性・精神性をもって向き合い、「誰一人孤立させない」優しさと憐みに満ちた社会を、皆様とともに実現していきたいと考えています。 生活困窮・つながり支援活動 OBJフードバンク 生活困窮や孤立している方々に食料や飲み物、必要な支援が届けられるようフードパントリーを支援しています。災害時には緊急支援に出動し必要物資を提供します。 市民ソーシャルワークショップ 社会的な制度・サービスを活用して地域の困りごとを解決するソーシャルワークを市民が学び地域を支えていく防災体制づくりの活動を進めています。 炊き出し支援 地域パートナーと連携し、炊き出しや傾聴、生活相談を行っています。キッチンカーでの作り立ての食事はお腹も心も温まります。 クリスマス・ギビング・キャンペーン 孤独を感じている人々、孤立している人々へ、贈り物とともに会話をお届けし「つながる」きっかけを創出。このアクションが全国に広がり、優しい社会になることを願っています。