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【世界の国々から】慢性的飢餓への支援

アメリカ当局の調査によると、現在9人に1人が飢餓に苦しんでいます。数にして、約8億2100人。
そして5歳未満の子どもの死因の半数が、深刻な栄養不足となっています。
世界が直面しているこの深刻な飢餓の危機を受けて、オペレーション・ブレッシングは世界各地で活動を続けています。

飢餓と一言でいっても、その実情は国や地域によって様々です。
自然災害など突発的な理由で一時的に食料が不足する場合もあれば、
農業の生産性が低い、雇用賃金が安いといった様々な要因が組合わさって起こる慢性的な飢餓もあります。
こちらは地域の教育や政治環境など、より複雑な背景が絡んでいるため抜本的解決をするのが難しく、自然災害などと違ってニュースでも取り上げられにくいため、支援が後回しにされがちです。
オペレーション・ブレッシングは、災害時の飢饉だけでなく、この慢性的飢餓を解決するプロジェクトを世界各国で実施しています。

ラテンアメリカ・アフリカでは、現地の村や学校で持続的な農業・畜産業の訓練を行なっています。
学ぶ内容は、栄養ある農作物の栽培方法や手入れの仕方、効率的な作業、養鶏など多岐に渡ります。
持続的な収入を得られるスキルを身に付けてもらうことで、教育や医療にアクセスしやすくなり、より健康で安定した生活を送ることができるのです。

パキスタンでは、収入が不安定になりがちな女性の経済的自立をサポートする活動を行っています。
美容や裁縫の技術を学びたい人のための職業訓練を行い、ノウハウを生かして自分でビジネスを立ち上げていくことがゴールです。
実際に美容師として現地で活躍し、安定した収入を得ている卒業生もいます。

オペレーション・ブレッシングは、ひとりでも多くの人が飢餓のサイクルから断ち切られ、自分の未来を思い描いて生きていけるよう、活動を続けてまいります。

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