令和8年熊本地震|現地リポート――10年のつながりを、次の支援へ
令和8年熊本地震の発生から約1週間。OBJは熊本県内に先遣隊を派遣し、被害状況の調査や地域の把握、現地の関係機関との連携を進めています。
九キ災へ物資を届けました
この日は、九州キリスト災害支援センター(九キ災)の物資拠点となっている有明バイブルチャーチへ、簡易トイレ、パッド、大人用・子ども用おむつ、おしりふきなど、約40人分の物資をお届けしました。
九キ災では、有明バイブルチャーチを拠点に、複数の支援先へ必要な物資を届けています。

支援物資とともに、再びつながる支援の輪。九キ災スタッフとOBJスタッフ
物資を搬入した際に現地で話を伺うと、おむつなどの在庫がちょうどなくなったところだったとのこと。
「ちょうどこのタイミングで来てもらえてよかった」
と、喜んでいただきました。
10年前の熊本地震当時、OBJは有明バイブルチャーチを拠点に協力しながら、被災された方々への支援にあたりました。その後の能登半島地震の支援でも連携、さらに今回の熊本地震と、これまで積み重ねてきた信頼を土台に、必要な時に再び力を合わせる。長く続くつながりが、状況に応じた迅速な支援を可能にしています。
支援が届きにくい場所へ
OBJでは現地チームが支援にあたる一方で、能登半島地震で培った調査と支援の流れを今回も活用し、後方支援チームが福祉施設などへ状況を確認。ニーズに応じた対応を進めています。
そのなかで見えてきたのは、十分な支援が届いていない施設や、物流への影響によって必要な物資を確保しにくくなっている施設の存在でした。また、被災者を支える病院や福祉施設の職員など、支援する立場の方々にも、必要な支えが行き届いていない場合があります。

九キ災へ物資をお届け

簡易トイレ、パッド、大人用・子ども用おむつ、おしりふき
被害や困りごとがあっても、必ずしも自ら声を上げられるとは限りません。表面化しているニーズだけでなく、既存の支援からこぼれやすい方や施設の状況を丁寧に確認することも、OBJが大切にしている役割です。
緊急支援から、継続的な回復支援へ
今後も支援が十分に届いていない方や施設の状況を確認し、把握したニーズに応じて物資を提供し継続的な支援を行う予定です。
災害後の時間が経過すると、必要とされる支援も変化していきます。
発災直後の物資や生活支援に加え、被災による不安や疲労に向き合うこころのケア、人と人とのつながりを取り戻すコミュニティ支援も重要になります。

静かな風景。そのなかで、暮らしの回復への歩みが続いています。
目の前の必要に応えながら、その先にある暮らしと地域の回復を見据えること。OBJは、現地の方々や地域で活動する団体との関係を大切にしながら支援を続けていきます。
熊本地震緊急支援にご協力ください
現地での物資支援をはじめ、スタッフの派遣・移動、状況確認、今後必要となる物資や生活支援を継続するためには、皆さまのご支援が必要です。
すでに温かいご支援をお寄せくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。皆さまから託されたご支援を、地域の団体と連携しながら、必要としている方々へつないでまいります。
熊本での継続的な支援に、引き続き応援をお願いいたします。