【クリスマス・ギビング】「つながりの力」で孤立のない社会を 2024.11.27こころの支援, クリスマス・ギビング・キャンペーン, 福島支援, 東日本大震災 クリスマスまで一か月を切り、ここ南相馬復興コミュニティスペース「ブレッシングルーム」でも、ツリーやリースなどクリスマス装飾でにぎわいを増してきました。 学童保育「ブレッシングクラブ」では、家庭や学校の他に自分らしく過ごせる「第三の居場所」として、今日も元気溢れる子どもたちを受け入れています。 友達との人間関係に悩んでいる子、宿題を解くのに時間がかかりストレスを抱えている子など、幼くしてさまざまな悩みや不安を抱えている子どもたち。 ここでは、外遊びや創作活動、ボランティアとの交流会やお誕生日会などのプログラムを通して、傾聴と励ましを届けながら、子どもたちの「生きる」力を育んでいます。 今月はアドベントカレンダーをひとり一つずつ制作。写真を撮って!と完成品を見せに来てくれる子も。 核家族化、少子化に加え、ゲームやタブレットなどデジタルの遊びの進化が加速する現代、子どもを取り巻く環境は驚くほどのスピードで変化しています。 家族以外の大人や地域との関わりが減り、非日常体験が少なくなってきていると同時に、子ども同士が集団で遊びに熱中し、時には葛藤しながら成長する機会も減少しました。 大人だけでなく子どもの世界にまで「孤独」が広まっている社会で、「だれかとつながり続ける場所」として子どもたちに希望を届けるため、今日も活動を続けています。 そんな学童保育の子どもたちが制作してくれた、クリスマス・ギビング・アクションでお届けするクリスマスカード。 普段はあまりおしゃべりせず一人遊びをしている子も、「カードつくりたい!」と子どもたちの輪に加わり、どんな色を使おうか?何を描いたら喜んでもらえるか?を一生懸命考えていました。 スタッフがギフトの袋詰めの準備を進めるそばで、「受け取るひとが元気になったらいいな」と思いを込めて創られた作品。ギフトを手にする方々の手元に届くのがとても楽しみです。 ブレッシングクラブと同じく、まさに人と人とが「つながる」ことで、孤立化を防ぐ社会を目指すクリスマス・ギビング・アクション。 ひとことに「孤立」といっても、そこには様々な影響や問題が含まれています。孤立状態になることは「自分の存在」や「生きることの意義」が揺らぎ、本当に困っていても「助けて」が言えない状態につながっていきます。 感情や思いを共有できる他者がいるからこそ、私たちは自分自身の存在や心というものを見つめなおすことができ、気にかけてくれる誰かがいるからこそ、寂しさが解消されたり、時にはSOSを求めて助けてもらうこともできます。 いくら支える制度や社会的サポートがあったとしても、助けを必要としていることに周囲が気づかなければ、具体的な支援につながることもありません。 クリスマス・ギビングでは、今年も孤立した状況にいる方々と「つながり」、悩みや困りごとに押しつぶされないよう、温かな地域の見守りのネットワークをつくるべく、全国各地1000世帯へ贈り物をお届けします。 各地におられるパートナーの皆様をはじめ、地域教会や訪問看護にあたる福祉事業所の方々にご協力をいただき、贈り物を介して「あなたは一人ではない」というメッセージをお伝えしていきます。 来月からいよいよ12月に入り、本格的なクリスマスシーズンに突入します。 「だれかとつながる」という奇跡を、あなたの支援で共に実現させませんか? 皆さまからの温かいご支援を心からお待ちしております。 クリスマス募金受付(クレジットカード・振込) Amazonのアカウントをお持ちの方は、クリスマス・ギビングで必要なギフトをAmazonから寄付することもできます。 Amazonみんなで応援プログムを通じて寄付する Tweet シェア こころの支援, クリスマス・ギビング・キャンペーン, 福島支援, 東日本大震災南相馬, 学童保育, ブレッシングクラブ, つながり支援, クリスマスギビング, クリスマスギビングアクション