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【福島:心のケア】創造力をビンに吹き込んで

2017年2月17日
朝晩の冷え込みはまだまだ厳しいですが、春の気配を感じさせる晴れやかな天気が続いていた福島県南相馬市。
子どもの心のケア活動「あとりえほーぷ」で今日訪れたのは、南相馬市にある太田生涯学習センターです。
今回は学校帰りの11人の子どもたちが遊びに来てくれました。

【福島:心のケア】創造力をビンに吹き込んで

【福島:心のケア】創造力をビンに吹き込んで

【福島:心のケア】創造力をビンに吹き込んで

 
この日の工作で用意された材料は、ジャムの空き瓶に洗濯のり、水の汲まれたやかんに、小さな可愛らしいオブジェとキラキラ輝くビーズ。
実はこれらを使って、だれでも簡単にオリジナルの「スノードーム」が作れるのです!
ドームの真ん中に飾りたいオブジェを決めたら、接着剤で瓶のふたにくっつけ、その後洗濯のりと水を瓶に注ぎます。
すると雪に見立てたビーズが、ゆっくりゆらゆら揺れながら瓶底に沈んでいく演出が生まれます。


全体的なイメージとデザインを一生懸命考えながら、自分だけのスノードームを完成させた子どもたち。
一つ一つデザインは異なりますが、どれも同じく作った子どもの『創造力』が吹き込められていました。

【福島:心のケア】創造力をビンに吹き込んで

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今月、南相馬市では、いじめによって女子生徒が自殺するという悲しいニュースがありました。
昨今は、コミュニティーでの活動が減り、互いを尊重し合い、一人ひとりの違いを認めていくことが難しくなっているように感じます。

【福島:心のケア】創造力をビンに吹き込んで


あとりえほーぷでは、子どもとスタッフとのふれあい、そして子ども同士のふれあいを通して、一人ひとりの良さを引き出し、それを伸ばすことを大切にしています。
あとりえほーぷでの体験が、子どもの感受性やポジティブな感情、そして互いの個性を認め合う心を育て、それが今後成長していく過程で大きな糧となることを、スタッフ一同心から願っています。


震災からまもなく6年。
オペレーション・ブレッシングは、被災地に寄り添い続けながら、息の長い支援をこれからも子どもたちに届けて参ります。

■福島復興 支援の窓口
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