大学院での心理実習講義に登壇しました
当団体の心の支援職員(臨床心理士・精神保健福祉士)が、大学院の心理実習枠の授業に講師として招かれ、15名の修士課程学生を対象に特別講義を行いました。
講義では、当団体の活動紹介を皮切りに、平時から取り組む困窮者支援や災害時に特に重要な心理支援の実際についてお話しました。能登半島地震での「こころの支援」の取り組みを例に挙げ、災害心理支援の基本知識を共有。その後、事例を基にしたケース検討を行い、学生たちがグループに分かれて活発な議論を交わしました。
参加した学生からは「ニュースでは知り得ない現場の実情を知ることができた」「支援のモデルや平時の連携の重要性を学んだ」といった声が多く寄せられ、災害心理支援に関する理解を深める有意義な機会となりました。支援者としての視点を養うこのような場を提供できたことに感謝し、引き続き活動を続けてまいります。
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