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【支援者インタビュー】OM日本 井上希さん「これからはさらに福島のために祈りたい」

オペレーション・ブレッシング・ジャパン(OBJ)は、寄付・ボランティア・物品寄贈などさまざまな形で多くの方々にご支援をいただいております。 今回は、当団体の学童保育と災害支援にボランティアとして加わってくださった井上希さん(愛知県在住、OM日本所属)に、支援に参加した感想や想いについて語っていただきました。
OM日本 井上希さん

「福島を応援するためには、ちゃんと現場を知らなきゃと思いました」

OM日本の宣教師として活動していて、8年間ミャンマーで孤児支援に関わっていました。
今回、「福島オンライン・チャリティーラン」の企画運営に携わることになり、「福島を応援するためには、現地に足を運んで復興の現在の様子をこの目で見ないと」と、南相馬訪問を決めました。
OBJの働きは以前からFacebookでも拝見していていたのですが、実際に現地に入るのと入らないのとでは、見える世界が違いました。

震災後、人口流出や高齢化の加速化が進んでいると聞いていましたが、災害ボランティアで入ったお宅も多くが高齢者の方で、ひとり暮らしの人も多かったです。
地震で崩れたブロック塀や災害ゴミが庭先に散乱していて、これをひとりで片付けるのはどれだけ大変だろうと。
そこにOBJが入っていって、住民の方のお話を傾聴しながら、時には何度も足を運んで片付けと見守りを行っていく。
信頼関係を築きながらの作業なので、住民の方にとってはとても心強いだろうなと思いました。

学童保育にも参加させていただき、子どもたちと一緒にミャンマーにまつわるクイズをしたり、英語でふれあう機会をつくっていただきました。
日本はミャンマーと違って、食べ物や着るものなど物質的には十分満たされていますが、福島では心の問題を抱えた若者が多いと聞きます。

お話の時間では、「美味しいご飯が食べれたり、愛する家族がいることは決して当たり前ではないこと、またこどもたち一人一人が神様から愛されている尊い存在であること」を伝えることができました。

今回の福島オンラインチャリティーランでは、支援先としてOBJを選ばせていただきました。
OBJが被災地でどのように支援を届けているのか、災害支援と学童保育の両面から深く知ることができて本当に感謝です。
これからはより具体的に福島のために祈り、福島のためにできることを考えられるという想いが強くなりました。
寄付だけではなく、これまでの働きで培った力や、自分の得意としている分野を活かして、福島のために貢献できたらと思います。

度重なる地震被害で疲弊している福島に、11年経った今も想いを寄せ、支援の輪に加わってくださったことに心から感謝します!

▼5月20日(土)表彰式の様子はこちらからご覧ください
福島オンライン・チャリティランの表彰式が開催されました!

▼福島オンライン・チャリティーラン(2022/3/1~5/16開催)
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