【熱海伊豆山】コミュニティ支援×絵本読み聞かせの会

今日は3か月ぶりに『熱海絵本読み聞かせの会』のボランティアの方々が来てくださいました。年代を超え一緒にストーリーを楽しむ読み聞かせの時間は、とてもゆったりと優しく参加者おひとりおひとりを包み込みます。
世代を越えた交流が少なくなっている昨今。小さなお子さんと一緒にお母さんも参加され、普段顔を合わせる機会のない地域の大人たちとの貴重な交流の場にもなりました。

絵本をみた後は、折り紙で「鯉のぼり」をつくりました。
作業しながら何気なくお互いに「最近はどう？」「調子よくしてるよ」と声をかけあう姿は、ゆるやかながらも確かに地域の見守りにつながっています。

土砂災害がおきるあの日まで、当たり前だった日常と暮らしを取り戻したい。
最悪の出来事が起きたからこそ、そこで生まれた人のつながりを大切に、高齢者も子育て世代も小さな子どもたちも、地域の輪の中で安心して生活できるコミュニティを育てていく。
それが、伊豆山で復興コミュニティ支援を続ける私たちの願いであり、祈りです。