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【熱海復興コミュニティ支援】伊豆山キッズクラブの一年間を振り返る

熱海土石流災害の復興コミュニティ支援の一環として実施しているのが、仲道公民館での「伊豆山キッズクラブ」です。発災一か月後からスタートしたこの活動は、被災を体験してショックを受けている子どもたちや保護者のケアと居場所づくりを目的に始まりました。

熱海土砂災害 伊豆山キッズクラブ

今は毎度10名前後の子どもたちが集い、時には地域の大人たちも加わって交流を深めています。
担当スタッフの南條は、この一年間の活動の歩みを次のように振り返ります。
「当時クラブに来ていた子どもたちは、じっと座っていられなかったり、がむしゃらに走り回る子が多く、強いストレスを抱えている印象を受けました」

熱海市土砂災害 伊豆山キッズクラブ

しかし回を重ねるごとに、子どもたちに変化が見えるように。
「あるお母さんは、『災害が起きて以来止まらなかった息子の歯ぎしりが、キッズクラブに通うようになって止まった』と話してくれました。最初は走り回ってばかりいた子も、時間がたつにつれて自分たちのやりたい遊びを楽しめるように変わっていきました。」

熱海市伊豆山キッズクラブ

大人と違って子どもは自分の不安な気持ちや葛藤を言語化するのが難しいため、遊びを通して対話を深めていく事が、心のうちに抱えた傷の癒しにつながります。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、短期間の災害人道支援を行うのではなく、傷ついた被災地の歩みと並走した継続的な復興支援に取り組んでいきます!

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