【福島復興支援】学童保育キッズイベント開催「あなたは愛されている」メッセージ伝える
コロナ感染拡大以降、学校行事が次々と中止になったり、外出の制限がかけられたりと、大人の私たち以上にストレスのかかる環境におかれたであろう子どもたち。
先週、ブレッシングルームの学童保育の子どもたちに向けて、黒川牧師とご家族によるキッズイベントが開催されました。
黒川さんは、非行少年や引きこもり支援など多岐にわたるユース活動に従事した経験を持ち、宣教活動のため2021年アメリカのダラスから南相馬に移住されました方です。
大きなバルーンを使って思いっきり体を動かすゲームやじゃんけんファイト、ワーシップソングに合わせて踊るダンスタイムといったアクティビティを、子どもたちは時間を忘れるほど夢中になって楽しみました。
最後にひとりひとりに向けて、黒川さんからあるメッセージが贈られました。
それは、「あなたは愛されている存在」だということ。
「みんなはこの世界を創った神様によって造られた。存在そのものが素晴らしいんだよ。
神様に与えられた命があって、いまここにいる。そのことをどうか覚えていて」
こどもたちはじっと耳を傾けて、言葉ひとつひとつに聴き入っていました。
いま、世界中が大きな混乱の渦中にいます。
一昨年に私たちのこれまでの日常を奪っていったコロナウイルスにはじまり、先週開始されたロシアによるウクライナの軍事攻撃、そして毎日報道される戦闘や暴動のニュース。
国と国が敵対し、愛よりも憎しみが蔓延している暗闇のような世界で、私たちは子どもたちに何を伝えていけるでしょうか。
それはやはり、自分自身を愛するように、他者を愛することなのではないかと思います。
そのためにはまず、“自分が愛されている実感”を得ることが大切です。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、福島の子どもたちの健やかな成長のための多様なプログラムを、継続的に実施して参ります。