福島県 牛越仮設住宅の方々と松島1泊2日の温泉旅行へ
2015年2月17日・18日 オペレーション・ブレッシング・ジャパンは福島県南相馬市にある 牛越仮設住宅にお住いの方々をお招きして、宮城県松島へ一泊二日の温泉旅行に行ってきました。
自分の家や仕事も失ってしまった仮設住宅の皆さんにとって なかなか自分の思い通りに自由にできない毎日がもう4年も経ったことになります。
この旅行計画はオペレーション・ブレッシング・ジャパンの理事で支援者でもある ビクトリア・ハーストによって企画されました。
松島に到着した後、海を見ながら昼食をいただき
伊達政宗歴史館と松島レトロ館を観覧。
いよいよホテル“松島 一の坊”にチェックイン。
日本三景にも数えられる松島の風景を眺めることができる
全室オーシャンビューのお部屋です。
今回、奥さんと申しこまれたTさん。ご自宅はちゃんとした形で残っていても、まだ制限されているいため週末しか帰宅できないそうです。
「家も手放してもいいかなって思っているんだ」と話ていましたが、毎週お掃除に通ってるそうです。
残念ながら今回の旅行は奥様が直前に体調を崩してしまい、お一人での参加になってしまいましたが「母ちゃん、こんなの買っていくと喜ぶんだ」と
先々でお土産のアクセサリーを眺めていました。
オペレーション・ブレッシング・インターナショナル理事長ウィリアム・ホラン
オペレーション・ブレッシング・ジャパン理事のビクトリア・ハースト
同じくオペレーション・ブレッシング・ジャパン代表理事のドナルド・トムソン
その奥様のキャロル・トムソンも合流しました。
福島の皆さんが楽しんで過ごしているか、何度も何度も尋ねて、気にかけていました。
さて松島の眺望を楽しんで温泉に入ってから
ディナー会場にて“福島ふれあい交流愛餐会”です。
美味しい食事とゴスペライズによるライブステージ
そしてゲーム大会を大いに楽しみました。
私たちが一番励まされたのは、ある男性が
本当によくしてもらった、だから今度は自分たちがどこかで被災して
困っている人のために何か行動を起こしたいんだ
と話してくださったことでした。
被災して、そこで生活しているからこそわかる、その辛さ
だからこそできる支援もある
こうやって起こりうる大災害に対して、人々の支援の輪がつくられていくことは
私たちオペレーション・ブレッシングが願っていることです。
これは翌朝の松島の風景です。
穏やかな海がこのままいつまでも続きますように・・。
●東日本大震災のための支援をお願いします