【福島:心ケア】キッズ・サマー・キャンプ2015① 自分らしく生きていること
2015年の夏休み期間中の8月17日(月)と18日(火)
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは
被災地復興支援「子どもの心ケア」活動として
福島県相馬市の子どもたち39人と一緒に岩手県まで足を伸ばし
1泊2日の「サマーキャンプ」を開催しました。
初日の今日は国立岩手山青少年自然の家で一泊します。
はじめは白樺の木々が涼しげな森の中でディスクゴルフをみんなで楽しみました。
また夕方からはカレー作りに挑戦。
包丁を握る怪しい手元に周りはハラハラしながらも
ワイワイにぎやかな夕食のひと時でした。
駆け足でお風呂に入った後は
自分たちで布団を敷いて、寝床の準備です。
絵本の読み聞かせの時間では
「あなたがあなたらしくある」ことの大事さを
各部屋のリーダーが子どもたちにお話ししました。
なかには他の子どもにいたずらばかりして、なかなか集中できない
「自分のことが嫌いだ」という男の子もいました。
私たちの「心のケア」支援活動はキャンプの時だけではなく
長い時間をかけて信頼関係を育んでいく活動です。
この男の子とも、ゆっくり信頼関係を築いていくよいきっかけになりました。
3.11東日本大震災と原発事故で
知り合いや友だちが離れていったり
そのために取り残されたと感じていたり
周りの大人が大きなストレスを抱えていて
知らず知らずのうちに
自分の感情に重いフタをしてしまっていたり
未来を担う福島の子どもたちが多くの困難を乗り越えていくためにも
「自分が自分らしく生きていることに自信を持ってほしい」
と願っています。
被災地の子どもたちの心に届く支援活動は
これからの継続的な支援が大事です。
皆さまからの応援と支援をお願いいたします。