笑顔とつながり、そして『また会おうね』が響いた異文化交流会@南相馬ブレッシングルーム
ようこそ南相馬へ!アリゾナの大学生と笑顔の交流
「Hi!」と飛び込んできたのは、アメリカ・アリゾナ州からやってきた9人の大学生たち。グランドキャニオン大学に通う彼らが、先週南相馬のブレッシングクラブで子どもたちと時間を過ごしてくれました。
昨年の夏以来、2回目の訪問となった大学生たち。子どもたちはすぐ笑顔で駆け寄り、再会を喜んでいました。
初対面の1年生たちもすぐに打ち解け、楽しそうに一緒に遊んでいました。
最初はちょっと戸惑いながらも、すぐに仲良くなっていく子どもたち。笑顔や身振り手振り、そして一緒に歌ったり、ゲームをしたり…国も文化も違うけれど、心がつながっていく瞬間がたくさんありました。
最終日の夜――小さな異文化交流会
1週間の締めくくりには、ブレッシングルームにて異文化交流会を開催!
募集を始めるとすぐに定員いっぱいとなるほどの人気ぶりで、当日は笑顔とワクワクがあふれる空間に。
日頃ブレッシングクラブに通う子どもたちや保護者に加え、ブレッシングクラブスタッフのお知り合いで初参加のご家族、以前クラブに通っていた英語に興味のある学生など、約30名が集まりました。
この日のごちそうは、ハンバーガー! テーブルの上には材料がずらり。子どもも大人も、自分の「これが好き!」を詰め込んで、思い思いのハンバーガーを作ります。口いっぱいに頬張る笑顔。みんなで食べるご飯の味は格別です。
心にのこるパフォーマンス
食事のあとは、大学生たちが聖書の物語をもとにしたミニ演劇を披露。大学ではドラマチームに所属している学生たち。演技も歌もとても本格的です。
さらに振りつきの賛美歌を、ブレッシングクラブの子どもたちと一緒に歌い踊り、まるで一つのチームのような一体感が生まれました。 言葉を越えて届く歌声と、その場の一体感に、大人も子どもも心が揺さぶられます。
大学生と英語で交流する学生や子供たちの表情は、終始いきいきとしていて、とても楽しそうでした。
️別れのとき――それぞれの胸に残るもの
「また会おうね!」「Thank you!」
名残を惜しみつつ、笑顔でハグを交わしながら感謝の言葉を伝え合い、参加者たちはそれぞれ帰路につきました。
その後ろ姿からは、短い時間の中でも心が通い、この出会いがかけがえのないものとなったことが伝わってきました。
保護者の方からは、
「こうした交流の場があることで、親同士もつながることができてありがたいです」
「家族からも“良いところに通っているね”と声をかけられました」
と、温かい声も届きました。
言葉がなくても通じ合えること、心がつながる喜び――
参加したすべての人にとって、忘れられないひとときとなったことを感謝します。
これからも、こうした出会いやつながりを大切にしながら、地域に根ざした支援を続けてまいります。
笑顔の輪がさらに広がっていくことを願って――。
皆さまの日頃のご支援とお祈りに、心より感謝申し上げます。