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大地震に見舞われたエクアドル

4月16日、九州地方で起きた本震とほぼ同じ時、日本の反対側の南米エクアドルをマグニチュード7.8の大地震が襲いました。
オペレーション・ブレッシングの支援チームは、大地震から24時間以内に現地に到着し支援活動を開始しました。

大地震に見舞われたエクアドル

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「倒壊した町々を通り抜けている間も、地面が時折揺れているのを感じました。」
「観測結果によれば、地震発生から72時間の間に250回もの余震がありました。」
オペレーション・ブレッシングのディエゴ・トラベルソはそう語りました。

被災地の支援では、地震地帯での食料確保が難航しています。
その状況を受け、オペレーション・ブレッシングは車で数時間離れた町々から食料を調達し、被災者の人々に届ける活動を行っています。
それと同時に簡易キッチンなどを設置し、被災者の家族に温かい食事を提供できるよう体制を整えています。

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また、現地には安全な飲料水を必要とした家族が大勢います。
地元の水道会社と協力し、毎日2000本の飲料水を地震地帯で生活している被災者の人々と支援者に提供しています。

●足を負傷した8才の女の子
この災害の中、8才のブリトニーちゃんは、大きな揺れが起こった際にすぐ逃げようとしました。
しかし、もともと弱っていた左足に瓦礫が落下して負傷し、その場から逃げ遅れてしまったのです。

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ブリトニーちゃんは、地震によって致命的な傷を負いながらも一命をとりとめた人の中の一人でした。
オペレーション・ブレッシングは、地元のクリニックと協力し、負傷した人々の緊急治療を行えるように働きました。
クリニックででの待合時間、彼女は段ボール紙の上にじっと座って待っていました。

大地震に見舞われたエクアドル

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オペレーション・ブレッシングの災害支援チームは、一週間を通して現地での支援活動を展開し、緊急用の食料や飲料水などの物資を配給しました。
被害は非常に深刻なため。オペレーション・ブレッシングではさらなる支援計画を立て、現在も助けを必要としている近隣の町々に支援の範囲を広げていく予定です。

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