今日6月12日は「児童労働をなくすことを世界に呼びかける日」
今日6月12日は
国際労働機関(国連の専門機関)が、「児童労働をなくすことを世界に呼びかける日」として制定した日です。
昨日に引き続き
(【夢に向かって通す糸】ガーナから⇒ https://objapan.org/?p=18967)
オペレーション・ブレッシングでの児童労働問題に対する活動の物語を紹介します。
5歳のギャンガちゃんは、ネパールの小さな農村に生まれました。
この村では、農業や地域の工場に出稼ぎでくる多くの子どもたちと両親が、半年毎に移住してきます。
多くの家族たちは、大人こども関係なく働かなければならない状況に立たされています。
2014年のネパール中央統計局の調査によれば、5~14歳までの子どもの3分の1が労働についており、特に農村部においてその傾向が顕著であることがわかりました。
2016年3月、オペレーション・ブレッシング・インターナショナルは、ボランティアチームと非営利活動法人団体と協力し、4歳から14歳までの34人の子どもたちのために、安心して暮らせる「子どもの家」を建設しました。
この家の目的は、子ども達によりよい生活環境を提供し、両親の生活を支えつつ学校へ行くことを最優先にした暮らしをさせることです。
極度の飢餓状態が続いていたギャンガちゃんは、こどもの家に来た当初固く心を閉ざしていました。
しかし、生きるために必要なものを十分に与えられたギャンガちゃんは、確実に人を信じるということを学んでいきました。
そして、オペレーション・ブレッシングと協力機関が提供した生活環境と、日々の教育が身を結び、以前と比べ驚くほど心身ともに健康になりました。
子どもの家を建設し、必要な物をすべてそろえたことで、オペレーション・ブレッシングは子ども達の生活状態を大きく変革させることができました。
心のこもったケアと教育は、確実に子ども達に生きる力を与え、将来への希望を与えていきます。