【海外支援:メキシコ】水が透き通った”アメヤリ”-学校で水が飲めるようになったクリスティアンと同級生
Operation Blessingから届いた活動報告(翻訳)をご紹介します。
2021年7月21日 現地報告 ディナ・スリーマン記者
メキシコ
幼いクリスティアンは、メキシコ中心部にある学校へ通学しています。彼が通学する学校の名前は、“アメヤリ”で、“水があふれる場所”という意味です。しかし皮肉にも、生徒たちは、透き通っていて、飲むことができる水がなく、苦労しています。川が近くにありますが、その川の水は汚れていて、飲んだり、料理や洗濯には使用するのができません。これにより、困難な状況が発生しており、最終的には雨水貯留で解決するしか方法がありませんでした。
クリスティアンは、学校に通学する100人以上の子供たちの1人です。生徒の98%は奨学金をもらって通学しています。子供たちは、算数、歴史および英語をはじめとする教科を学ぶ機会を大変感謝しているかのように見えますが、水がないので、クリスティアンのような生徒たちに、深刻な問題を作っています。
子供たちの中には、学校まで長距離を歩いて来なくてはならない生徒がいますが、学校に到着次第、元気を取り戻すための水がないことがたびたびありました。校庭の遊具で遊んだり、木登りや、ゲームに参加して、休憩時間を楽しんでいました。しかし、遊んだ後は、子供たちは疲れて、喉が渇きます。得に暑い日には、水がないことで、子供たちの学習および健康に、支障を来したのです。
雨水貯留を通した恵み
皆さんのような親切な支援者のおかげで、オペレーション・ブレッシングは、アメヤリの子供たちに透き通った水を供給することができました。その地域では、雨は大量に降るので、私たちは雨水貯留システムを設置し、雨水を受けて、蓄えます。それから、この水は、フィルターに配管されて、清浄されます。私たちはまた、教室に新たにろ過システムを設置し、子供たちが学び、遊んでいる日の間、十分な水分補給ができるように、水筒も提供したのです。そして、子供たちが健康を保つために、衛生訓練を行いました。
クリスティアンと同級生たちには、すぐに飲める透き通った水が、学校にあります。誠実な支援者が、彼らの学習環境を改善したのです。水不足の問題をなくし、メキシコおよび世界中でのどの渇きがなくなるように解決してくれた、支援者の心に感謝します。