【復興支援】南相馬の未来をつくる！女性が活躍するマルシェを応援

2023.02.27

わたしたちの福島復興コミュニティスペース「ブレッシングルーム」では、日々学童保育とコミュニティカフェを運営しながら、生き生きしたまちづくりに挑戦されている方々をサポートする活動を続けています。
今回は、女性が地域と繋がりながらイキイキと暮らせるまちづくりを応援する、icoi-いこい-さんの取り組みをご紹介します！

女性がいきいきと活躍しながら地域とつながる”場”を

icoi-いこい-さんでは、「地域の女性が暮らしを楽しむからこそ、子どもの未来と心が輝く」をモットーに、さまざまなスキルを学べる講座やワークショップ、マルシェなど多様なイベントを開催しています。昨年から始めた“coしごと(月3万円ビジネス)プロジェクト”では、女性たちの「得意なこと」と、「このまちに良いこと」を掛け合わせ、無理のない小さな商いを営むことで、女性たちの居場所と活躍の場をつくりつづけてきました。

当団体のコミュニティカフェsoyocafeで不定期開催しているマルシェは、自分の特技や趣味、経験を活かしてcoしごとを生み続けてきた女性たちの、まさに集大成の場です。「私にしかできない」仕事に誇りを持ち、その手で生み出されたものを通して地域とつながる女性たちの姿は、いつも生き生きと輝き、訪れる人たちを笑顔にしてくれます。

昨年12月のクリスマスに大盛況のうちに終わった、マルシェの様子を一部ご紹介します！(写真提供：icoiさん)

やさしい味わいが人気のてづくりスコーン

韓国石膏とドライフラワーのお店　品物を介して会話も弾みます

自然に配慮したオリジナルブランドの洋服展示

親子で仲良くシュトレンづくり♪

世界にひとつだけの絵本をつくれるワークショップも

小さな子も挑戦！カラフルなフィンガーアート

子育て家事のために、自分のやりたいことを諦める女性は少なくありません。子育てに専念するあまりに、地域とのかかわりが薄れ、社会的に孤立してしまうケースもあります。

「仕事を通じて地域とつながる」ということは、自分自身の存在価値を改めて実感したり、親でも妻でもない「わたし」としてだれかとかかわることを意味します。このcoしごとプロジェクト、そしてcoしごとマルシェの取り組みを通して、新しい居場所、生きがいを見つけ活躍されている女性をたくさんお見かけしました。「仕事」が生み出すつながりと可能性は、まさに生きる力・心の活力そのもの。そしてそのキラキラと輝くお母さんの姿が、子どもたちに元気と勇気を与えているのです。