【福島:心のケア】夏休み特別授業!小高商業高校の学生がSAPジャパンを企業訪問
福島県南相馬市は東日本大震災と原発事故の影響を受け、地域住民の減少という状況にあります。
『震災からの復興』と『次世代の育成』を目的として、2016年8月23日、オペレーション・ブレッシング・ジャパンはSAPジャパン株式会社と協力し、南相馬市の福島県立小高商業高等学校 情報ビジネス課の生徒たちを東京のSAPジャパン本社に招待。
SAPが提供しているソリューションを使った経営シミュレーション「ERPsim」セッションと復興支援に貢献するアイデアを、デザイン思考を用いて出し合うDesign Thinkingセッションの2つの特別授業を開講しました。
南相馬市小高区は震災の発生直後、避難指定地域に指定され、今年7月に解除されたばかりです。
福島県立小高商業高等学校は原発20km圏内の避難指定地域にあったため、これまでほかの県立高校に間借りをして授業を行ってきました。
福島県南相馬市から東京麹町SAPジャパン本社へ
特別授業ではMBAの授業でも使われる経営シミュレーション「ERPsim」で、チームに分かれてビジネスプロセスを疑似体験したり、
スタンフォード大学の人気講座にもなっているDesign Thinking(デザイン思考)で『南相馬市、小高の街を自分たちで創る』をテーマに若者らしい視点から具体案を練り上げたりしました。
特にDesign Thinking(デザイン思考)のセッションでは、高齢者や子育て世代の生活者目線になり、地元高校生だから提案できるアイデアに盛り上がりました。
参加してくれた学生は「小高の街が好きだから、小高のために何かできたら」と話してくれました。
ビジネスの最前線で活躍する先輩たちから学んだ最先端の思考方法。
学生たちのこれからに大いに役立ち、それが震災からの復興につながると思います。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンはこれからも被災地の次世代のための支援を続けていきます。