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【福島:心のケア】大切なあの人へ 心を込めて

大寒を過ぎ、少しずつ日が長くなってきましたが、まだまだ厳しい寒さが続く東北地方。
福島県南相馬市は、雪こそそれほど多く降らない地域ですが、アートセラピープログラム「あとりえほーぷ」で訪れた今日もしみるような寒さでした。
しかし、子どもたちはとても元気です!

【福島:心のケア】大切なあの人へ 心を込めて

【福島:心のケア】大切なあの人へ 心を込めて


2月10日の大甕生涯学習センターへは初参加の高学年の女の子が1人、親子が3人の計6名が遊びに来てくれました。
用意されたガラスの瓶や水が汲まれたジョウロに、子どもたちも「何を作るんだろう」と興味津々。


今回のテーマは、「冬を閉じ込めて大切な人に贈ろう!」です。
子どもたちが挑戦するのは、手作りのスノードーム。
ガラスの瓶に、冬をイメージする飾りや置物をいれ、のりと水を混ぜ合わせたものを注いで作ります。

【福島:心のケア】大切なあの人へ 心を込めて

【福島:心のケア】大切なあの人へ 心を込めて

【福島:心のケア】大切なあの人へ 心を込めて


しかも、ただ作るのではなく、「自分にとって大切な人」に贈るために作るのです。
「学校の先生にあげたい」と、真剣にスノードームの飾りつけをする子や
「お母さんにあげるの。喜んでくれるかな?」
とニコニコしながら制作に励む子もいます。


子どもたちが作ったスノードームは、一つ一つデザインは異なりますが、どれも同じく大切な人を想う『心』が込められています。
贈り物は、単に品物を相手に贈ることではなく、自分の気持ちを贈ることを意味します。
工夫を凝らし、贈る人のことを思い浮かべながら、一所懸命、冬の贈り物を作った子どもたち。
心のこもった贈り物は、きっと受け取る相手の心に温かな喜びを生むことでしょう。

【福島:心のケア】大切なあの人へ 心を込めて


だれかに感謝したり、だれかを思いやる気持ちを、あとりえほーぷを通して育んでほしい。
そして、心豊かに、かつたくましく成長してほしい。
そのような子どもたちが、家庭から学校へ、学校から地域へと元気を届けてくれる存在になると信じて
オペレーションブレッシング・ジャパンは今後も福島での活動を続けてまいります。

■福島復興 支援の窓口
支援</p> <p>のお願い

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