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【福島県南相馬市】震災から10年経っても途切れない繋がりを

「なんだかほっこりするわあ。」
「クリスマスカード描いてくれた子に、ありがとうって伝えてね」
笑顔でクリスマス・ギビングのプレゼントを受け取ってくれたのは、
南相馬シニアサロン「がんばっぺサロン」に足を運ばれた皆さんです。

南相馬シニアサロン

参加者のほとんどがひとり暮らしで、足腰が弱かったり、ご家族が病気で移動手段が限られていたりと、地域から孤立しやすい事情を抱えておられます。
代表の武田さんは「高齢者が一歩でも外に出て、生き生きと生活できる場を作りたい」と、震災から約10年間サロンを続けてこられました。

南相馬シニアサロン代表武田さん

「今は傾聴ボランティアや物資支援もほとんどなくなった。
でも、復興住宅で暮らす人たちの高齢化や孤独の問題は、年々増えてってるなと肌で感じる。
継続して支えてくれる人たちがいるのは、本当にうれしいこと。」と、クリスマス・ギビングキャンペーンの取り組みをとても喜んでくださいました。
「私はひとりじゃない」と思える温かいつながりが、ここ南相馬でも広がっています。

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