【福島復興支援】塗って触って!五感であそぼう
2018年7月25日
オペレーション・ブレッシング・ジャパンの南相馬サテライトオフィスにて、親子絵画教室イベントを開催致し、9組の親子の皆様にご参加頂きました。
今回のテーマは、「五感をであそぼう!」。
机に並べられた画材は、オイルパステルとベビーパウダー、そしてティッシュです。
今日はこれらを使って、ツルツルした画面を凸凹に変化させていく体験を楽しみました。
お越し頂いた講師の先生からレクチャーを受けた後、画用紙に自分の好きな色を塗り重ねていきます。
小さいお子さんもお母さんとオイルパステルを手に取り、白のキャンバスに思い思いの色をのせていきます。
はじめは、真っ白な画用紙を前に何色を使えば良いのか戸惑うお子さんもいましたが、
「今、使ってみたい!と思う色でいいんだよ」と、伝えると
「えっなんでもいいの?」
と目を輝かせて、紙いっぱいに自分の好きな色を塗っていきました。
一通り塗り終わったら、ここでベビーパウダーの登場です!
カラフルに重ね塗りされた画用紙に、ポンポンと優しく粉をのせていき、表面をティッシュでこすっていきます。
そうすることで色が画用紙に定着すると共に、さらに色を塗り重ねることで、画面が凹凸に変化するのです。
親子ともに、画面を凹凸に変化させていくことに興味津々で、一生懸命に色塗りに挑戦していました。
画面を縦にしたり横にしたり、指でこすってみたり...みんなさんすっかり色の世界に夢中の様子。
お子さん達の閃きによってキャンバスが活き活きと彩られ、見事素晴らしい力作が完成しました。
講師の先生が、ひとつひとつの作品を手に取り、皆さんに紹介してくれました。
紹介された皆さんの作品は、激しい躍動感があったり、温かい気持ちに包まれるような感覚を覚えたりと、描いた子ども達ひとりひとりの個性が輝いていました。
参加してくださったお母さまからは、
「子どもとの一つの作品を描く事が出来て記念になりました。」
「久々に作品作成に集中できて、気持ちがスッキリしました。」といったご感想をいただきました。
私たちオペレーション・ブレッシング・ジャパンは、子ども達の創造性や自主性の豊かな成長だけでなく、親子同士が心を通わせ、同じ体験を共有する空間と時間を大切にしています。
子どもの心身の健やかな成長に欠かせない、母親との情緒的な絆(アタッチメント)を築いていくために、私たちの活動がその一助となればと願っています。
オペレーション・ ブレッシング・ジャパンの復興支援を、 皆様に応援いただければ幸いです。
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