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【福島復興支援】キッズ・サマーキャンプ2018②

2018年8月25日(土)

今年2回目となる福島キッズサマーキャンプが開催されました!
前回に続いて、宿泊先は緑豊かな森に囲まれた宮城県利府町の『森郷キャンプ場』です。

一日目はオリジナルのトートバックを作るクラフトに始まり、バーベキューに花火、キャンプファイアーとイベント盛りだくさん!
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2日目は、塩竈市にある離島桂島に上陸しました。
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台風の影響により海水浴はできませんでしたが、地元名産のホタテ貝を使った絵はがきを書いたり、地元の漁師さんにペットホルダー作りを教わったりと、クラフトをみんなで楽しみました。
最後に、描いた絵はがきを島の郵便局へ持っていくと、「みんな凄いね!」「綺麗に描けたね」と、局長さんが子ども達に声をかけてくださいました。
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帰りのフェリーでは、カモメが船を負ってきたり、波しぶきが降り掛かってきたりと、みんな大興奮の様子。
生憎の天気にはなったものの、離島での特別な体験ができた一日となりました。
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最終日に訪れたのは、宮城県県民の森。
子どもたちに大人気のフィールドアスレチックは長さ2000mにおよび、みんなで思いっきり身体を動かして遊びました。
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福島の子ども達の健やかな成長と、心のケアを目的としてはじまった私たちのキッズキャンプも、今年で開催6年目となりました。
活動に参加する保護者は、「なかなか外遊びはさせられない」「子どもたち同士で遊ぶ機会がない」と口をそろえます。
昨今の治安に対する不安だけでなく、震災に伴い友達が他県へ避難して交流が途絶えたり、放射性物質への懸念から外遊びを控えているなどの要因が含まれているように感じます。

現代は外遊びに不可欠な「時間」「空間」「仲間」の三要素が減少していると言われてきましたが、そこに震災が加わり、福島の子どもたちはより屋外で自由に過ごせる機会が制限されてしまいました。
私たちは、子どもたちの中で失われつつある遊ぶ「時間」と「空間」を提供し、新しい「仲間」と出会うワクワク、そして時にドキドキする体験を、キャンプを通して届けて続けています。
その中で思い切り笑ったり泣いたりし、色んな経験を重ね、気付きに満ちた最高の体験を糧に成長していってもらうことが、私たちの願いです。
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