【世界の国々から:ヨルダンの子ども達の権利を守る】
老朽化が進んだトイレや手洗い場。亀裂が入って遊ぶのも危険な滑り台。
多くのシリア難民が暮らすここヨルダンでは、シリア人児童の受け入れによって幼稚園や公立学校の児童数が急増し、教室の不足や施設の酷使による養護環境の悪化が問題となっています。
この事態を受け、オペレーション・ブレッシングは地域の幼稚園の水衛生施設や遊具の修復といったインフラ整備、および子ども達の養育環境の改善活動をスタートさせました。
子ども達が心身ともに健やかに成長していくためには、衛生的で安全な環境づくりが必要不可欠です。
オペレーション・ブレッシングは、大規模な難民キャンプが設営されているザータリという都市の幼稚園に、新しい手洗い場とトイレ、そして滑り台とブランコを設置しました。
衛生的な環境とのびのび遊べる場所が整備されれば、子どもたちの健康は守られ、未来へ向かって成長していくことができます。
子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」は、すべての子どもが持つ「生きる」「育つ」「守られる」「参加する」権利を保障しています。
この権利が、過酷な環境によって阻害されてしまうことがないよう、オペレーション・ブレッシングはヨルダンでの活動を続けて参ります。