【イスラエル・ガザ人道危機】最も弱い立場の子どもたちへ心のケアと学習支援を

2023.11.21

イスラエルでの戦争の混乱で影響を受ける最も小さな存在、子どもたちへの支援が喫緊の課題となっています。
両親と同様、幼い子どもたちもイスラエル紛争の多大な影響と感情的なトラウマに直面しなければなりません。
彼らの生活と心は混乱を極め、将来の不確実性がさらに人々の不安を煽っています。

子どもを抱えながらボランティアに身を投じているオランさん

最近オペレーション・ブレッシングのボランティアに参加した、幼い娘をもつリオルさんは、現状を次のように語りました。「避難してきた家族はホテルに滞在しています。休暇のように聞こえますが、そうではありません。みんなただ家に帰りたいだけで、子どもたちは強いストレス下に置かれています」

オペレーション・ブレッシングはCBNイスラエルと連携しし、ホテルに避難している家族への支援を開始しました。
皆さまのご支援により、子どもたちがこれまで授業を受けていた時間に、日常を取り戻せるような交流スペースを提供することができたのです。

元教育者であり、ホテルがあるイスラエル南部地区のエイラートで活動中のオランさんは。
「子どもたちに再び安心感と安全を感じてもらうことが重要であり、私たちは教育を通じてそれを実現しています。」と語ラりました。
皆さまから寄せられたご支援と祈りによって、オペレーション・ブレッシングは子どもたちが宿題をできるようにiPadやプリンターを提供することができ、不自由なく学習教材の印刷を始めることができています。
また、いつまた別の場所へ避難しなければならないかわからない家族のために、移動中少しでも負担を和らげられるようにおもちゃも提供しました。

「これは私たちに宝物としてもらったもので、本当に大切にしています。オペレーション・ブレッシングへの寄付に本当に感謝しています。」
過酷な環境に置かれながらも、喜びと笑いを通してトラウマから回復するプロセスを歩んでいるオランさん。
先行きが不透明な戦争の渦中で、皆様のお力をいただきながら、この戦いの犠牲となっている家族のために希望の光を届けて参ります。

皆様の迅速なご支援とサポートに心から感謝いたします。イスラエル、ガザや近隣諸国の平和のために、続けて私たちと祈りをともにしてください。