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クリスマス・ギビング・アクション2025 実施レポート

社会的・経済的理由などから困窮し地域から孤立している人々、孤立はしていないけれども孤独を感じている方々へ、見守りを兼ねた声掛けとクリスマスギフトをお届けしたいという思いから実施しているクリスマス・ギビング・アクション。単なる物資支援のみに終わらない「人と人との温かいふれあい」を目的とした社会貢献プロジェクトです。
5回目となる今年は年末までに約2000セットが届けられる予定です。
寄付や物資提供にご協力いただいた皆様、お一人お一人に会話を交わしながら手渡しいただいた協働者の皆様に心より感謝申し上げます。

12月9日現在
配布総数:1477セット
参加ボランティア:53名
協力団体:28団体(教会含)
配布エリア:宮城・福島・石川・大阪・山口 7府県12地域

地域別レポート~今年、届けられた“灯”の記録

石川県:金沢市・内灘町・輪島市・穴水町
【金沢市:3教会+OBJの協働で200セットを準備】

金沢めぐみ教会に、金沢独立キリスト教会、日本キリスト改革派金沢教会の皆さんが集まり、OBJスタッフとともに200セットのギフトを準備しました。
作業の前には「なぜクリスマス・ギビングを行うのか」を共有し、届けたい相手を思い浮かべながら準備する時間に。

クリスマスギビング
クリスマスギビングお米詰めやシール貼りなど初めての作業に会話も弾み、「誰かのために協力する」喜びに満ちた時間となりました。
持ち帰ったギフトは、参加者一人ひとりが地域の中で“希望を届けるアクション”へとつながっていきます。
【内灘町:仮設住宅81世帯へ】
クリスマスギビング
クリスマスギビング毎週木曜のカフェタイムにて、仮設住宅やみなし仮設に住む高齢者へギフトを配布。「お米は一番ありがたい」「子どもたちのオーナメントが嬉しい」と会話もはずみ皆さん笑顔に。
顔なじみの関係が生まれ、支援者同士の連携も強まっています。
【輪島市:発災以来協力してきた地域で】
クリスマスギビング
発災後から支援の拠点として協力してくださっている後さん。今年も物資を受け取りに来られる方々へ、ギフトを手渡しいただいています。
【穴水町:放課後児童クラブのクリスマス会】

今年、ジャパン・プラットフォームの助成により行っている子どもの心ケア支援。12月にはクリスマス会に参加し、臨床心理士スタッフによる“こころのクイズ”はじめ、クリスマスソングやビンゴなどとても盛り上がりました。大地震から約2年、子どもたちとご家族の心が温かい希望で満たされることを願っています。

クリスマスギビング
クリスマスギビング
宮城県:仙台市・多賀城市・登米市
【仙台市:青空会での特別なクリスマス】

毎月の炊き出し「青空会」ではクリスマスイベントを開催。来られた皆さんに特別なギフトをお渡ししました。
「温かい紅茶と一緒にいただきます」「また来年が楽しみだ」など、未来につながる言葉が多く聞かれました。

クリスマスギビング
クリスマスギビング
【多賀城市:NPO法人いのちのパンへ150セット】

フードバンクパートナー協定を結んでいるNPO法人 いのちのパンへ150セットを提供。食品支援とともにクリスマスギフトが届けられます。
クリスマスギビング

【登米市:住民とのつながり】
登米国際教会へギフトを提供し、言語の壁を越えた交流が生まれました。ギフトがコミュニケーションの架け橋となり、地域に温かなつながりが広がります。
クリスマスギビング
福島県:南相馬市・浪江町
【南相馬:復興コミュニティスペース ブレッシング・ルーム(BR)で広がる支援の輪】

南相馬市社会福祉協議会がBRで実施するお弁当配布“ゆるっと”では、お腹を満たすだけでなく “心が温まる支援” に。

クリスマスギビング
クリスマスギビング
【浪江町:牧師による戸別訪問】
日本基督教団浪江・小高伝道所の飯島牧師へ20セットを提供。
外へ出ることが難しい方々のもとへ、一軒一軒丁寧に届けられています。
クリスマスギビング
大阪・山口
パートナー・ボランティアの方々によって
困難を抱える方々や子どもたちへギフトを届けています(大阪30セット、山口63セット)。
クリスマスギビング

心に残った声

「この年になってクリスマスが楽しみになりました」
― 仙台・青空会
「お米を見て涙が出ました。本当に助かります」
― 石川県内灘町
「誰かに気持ちを向けてもらえたと感じました」
― 南相馬・障がい児家庭の母

クリスマス・ギビングが生み出す “つながりのストーリー”

OBJのギビングは、単なる物資支援ではなく、 地域の中で“心と心をつなぐ動き”を生み出しています。

“このギフトが、心にも届きますように”

OBJが運営する放課後児童クラブ「ブレッシング・クラブ」で、料理イベントや聖書のお話しなどのボランティアとして関わってくださっているNさん。
生活の苦しさや心の悩みを抱えるご友人やご家族がいます。

「少しでも励ましたい」

その思いから、これまでも定期的に食料品を届けるなど、静かに見守り続けてこられました。
今年のクリスマス・ギビングでは、 「このメッセージが、心にも届きますように」 と願いながら、ギフトをお届けしたいとのこと。
さらにNさんは、ギフトをきっかけに、BRで開催されるクリスマスイベントにも、友人たちを誘いたいと話してくださいました。
「人と人がつながる場所に、そっと背中を押すきっかけになれば…」 そんな願いが込められています。
彼女の行動を見ていると、クリスマス・ギビングが単なる物資ではなく、 “思いやりを届けたいと願う人の手に渡り、次の誰かへ広がっていく灯” であることを実感します。
一人が二人へ、二人が三人へ――。
思いやりの輪が静かに、しかし確かに広がっていく。
そのひとつの灯火が、誰かの冬を照らし、また次の誰かへとつながっていく。
Nさんの姿は、クリスマス・ギビングが生み出すその“連鎖のはじまり”を教えてくれます。

クリスマスギビング

あなたの小さな一歩が、誰かの冬を照らす灯になります。

クリスマスギビング2025

▲OBJクリスマス・ギビング・アクション2025▲

「忘れられていない」という想いが、人の心を温めます。。
今できる一歩で、冬の支援を共に支えてください。


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