【令和6年能登半島地震】七尾市の高齢者施設、能登町の体育館へお届けしました

現地支援1日目は早朝6時に内灘聖書教会に集合、祈りをともにした後、それぞれの目的地へ出発しました。

途中のガソリンスタンドで軽油を給油、能登半島はガソリンスタンドが壊れていたり制限があったりするため、高岡まで入れに来るのだそうです。

道路は亀裂が入り、ところどころ車線規制があります。出発して間もなく渋滞が始まりました。

ハイエースチームは仙台出発前に要請を頂いていた七尾市の特別養護老人ホーム 秀楽苑へ。
カロリーメイト（ゼリータイプ）やドリンクゼリー、お粥など利用者向けのものが不足しているため、大変喜ばれました。

軽油やポリタンク不足も深刻で、昼間は使わずに節約しながら使っているとのこと。発電で困っていることをお聞きし、仙台倉庫から持参した発電機（ガスボンベで使えるタイプ）も1台お渡しすることができました。
発電機があるともしもの時にかっ痰吸引器が使えるため安心です。

施設長は「職員の方々皆さんが久しぶりに笑顔で喜ばれている様子が見られた」と話してくださいました。
福祉法人は職員も被災しながら利用者の命を守るという中で、支援がなかなか届かず大変だとのこと、利用者向けの物資はどれだけあっても困らないとのことで引き続き様子を見ていきたいと思います。

トラックチームはさらに半島の奥、柳田体育館へ。こちらも道路に亀裂が入り、がけ崩れもある中、慎重に運転しなければなりません。被害の大きい輪島、穴水、能登等々における家屋や道路の被害は著しく、揺れの強さを容易に察することができます。

柳田体育館周辺は電気、ガス、水道が全部止まっており、住民の皆さんは日中に家の掃除や整理に戻り、夜は電気のつく小学校の体育館に避難しているとのこと。柳田体育館はそのための物資倉庫となっているそうです。

ガソリンスタンドが壊れていたり、給油制限がある中、
「ポリタンクも軽油も、県内どこもないです。嬉しいです。本当に助かります！」
との声をたくさんいただきました。

さらに2施設の支援要請を受け、軽油ポリタンク、赤缶、軽油を手配し明日に備えます。

全国からご寄付とともに、またSNSを通して、お祈りや応援メッセージが続々と届いていますので、一部抜粋してご紹介させていただきます。

この他、本当に心温まるメッセージをいただき、大変な状況でふんばっている被災地の方々、支援活動を続けるスタッフの励ましとなっています。ありがとうございます。

被災地の多くの地域では電源電波が途絶え、連絡がつきません。ニーズの情報があっても真偽を確認することができないため、直接向かう必要があります。寒さ厳しい北陸では深刻な燃料不足は命の危機に直結します。どうか必要な場所へ導かれるように、その道中の足も守られるように、これ以上の被害が広がらないようにお祈りください。

皆さまのご協力に心より感謝申し上げます！

■振込先口座
ゆうちょ銀行 当座 二二九店　135913
口座記号番号　02260-8-135913
オペレーション・ブレッシング・ジャパン

■振込先口座
三井住友銀行　仙台支店　普通　2202482
特定非営利活動法人 オペレーション・ブレッシング・ジャパン

■クレジットカード
https://objapan.org/donation/donation-ob/