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オレゴン×南相馬の絆~国際交流inブレッシングルーム

東日本大震災にはじまり、日本で災害が起こるたびに支援活動に駆けつけてくれる災害ボランティアチーム「ホープジャパン」という団体があります。
今回そのチームの皆さんが、アメリカのオレゴン州から海を渡り、先月当団体のサテライトオフィスに足を運んでくださいました。

「オレゴンから希望と愛を届ける」ことをミッションに掲げている皆さん。
滞在中は平日の学童保育に参加して子どもたちと工作をしたり、海外のゲームをして一緒に遊んだり、貴重な国際交流の時間を持つことができました。

また週末の土曜日には、心のケアセンターなごみさんご協力の元、地元小高に伝わる「大蛇巻き」作りにも挑戦しました。
「こんなに長い海苔巻き初めて見た!」と子どもたちも大興奮。
みんなで「1、2、3!」と声を掛け合いながら、息を合わせ具材を巻いていきます。
きれいに全部巻き終えた時は、自然と拍手が起こりました。
完成した後は、みんなでなごみさんお手製の豚汁をいただきながら実食です。
「日本の料理はほんとうに美味しい!」と、チームの皆さんもその味に感動された様子でした。



滞在中には、富岡町にある廃炉資料館を訪問。
震災時どのような経緯で原発事故が起こったのか?
また今後向き合っていかなければならない課題は何なのかを、資料映像を交えて見ていきます。
「現在も進められている福島第一原子力発電所の廃炉作業は、今後30年~40年かかる見込み」との説明に、途方もない長期戦になることを肌で感じた様子でした。


時間がたてばたつほど原発の問題が報道される機会は減っていきますが、今もこのように福島に心を砕き、想いを寄せてくれているホープジャパンの皆さんに、心から感謝します。
たくさんの希望と笑顔と愛を、南相馬に届けてくれてどうもありがとうございました!

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