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【台風19号災害】迷いながら生まれたつながりの創出

2020年10月9日(土)

宮城県丸森町の花田仮設団地で、地元伊具高校による『伊具高の力プロジェクト』の贈呈式が行われました。
町内で一番大きな規模のこの仮設団地は、伊具高校の野球グラウンドだった場所に建設されています。

今回、機械系列の生徒の皆さんが「被災した人たちの力になろう」と立ち上がり、住民の方の暮らしに役立つ物を作りたいと町内の仮設へお住いの方へアンケートを実施。
そのアンケートをもとに、長く使える丈夫なちり取りと、傘立て付きの木製の棚を制作し、直接住民の方へと手渡されました。

昨年の台風19号による爪痕が今なお色濃く残る宮城県丸森町。
町内6か所に建設された仮設住宅で、現在も170世帯360人が生活しています。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは昨年12月から町内で活動を開始し、サロンを通じたコミュニティ形成支援を行ってきました。

しかし、新型コロナウイルスの影響でサロン継続が難しくなり、これまでのような集いを持つことが不可能な状況に。
現地スタッフは、この状況下でも住民同士がつながり合う環境を、どのようにして作れるか模索し続けました。
サロンに参加している住民の方から、「サロンが生活の一部になるほど定着し、元気の源になっている」という声をもらっていただけに、何とかしてこのかかわりを絶やしてはいけないと感じていたのです。

そして発案したのが、週2回の屋外でのラジオ体操。
外出がめっきり減って体を動かすことが減ってしまったという声もあり、健康の維持も兼ねた新たな活動がスタートしました。
開始当初はよそよそしさがあったものの、今では住民同士声を掛け合いながら参加を促したりと変化が見られるように。
ラジオ体操の常連だという人の中には、「ここで体を動かしながら皆と話をするのが、毎週の楽しみになってます」とはつらつとした声で教えてくれた方もいました。

私たちの活動は、仮設住宅でのコミュニティ形成の目途が立つまでという期限のついた活動です。
いずれは住民の方が主体となって、ラジオ体操をはじめとした活動を自ら実施していけるよう、お手伝いをお願いしたりボランティアを募ったりして引継ぎを行っています。

ラジオ体操を初めて数カ月。
今では準備を手伝ったり、「体操に行くよ!」とお隣さんへの声掛けを行う人も増えてきました。
住民の方々のその積極的な変化をみると、迷いながらではあったけれども、この活動を続けてきてよかったと感じています。
住民の方同士が繋がり合い、互いを見守り合う関係がますます形作られていくように、私たちは活動を続けて参ります。

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