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【能登半島 穴水町】頑張っている皆さんのために~

能登半島 穴水町

頑張っている皆さんのために~お弁当、コーヒー&手作り焼き菓子、そしてミニコンサートをお届け
能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震発生から2カ月、石川県では未だ2万戸余りで断水が続き、1万人を超える人々が避難生活を余儀なくされています(2/28 内閣府)。OBJ災害支援チームは発災直後より現地に入り、支援要請のあった福祉施設を皮切りに様々な支援活動を展開しています。

今日は2月上旬より物資支援を行っている穴水町の福祉施設 ささゆりの丘に伺い、お弁当、コーヒー&焼き菓子の提供とミニコンサートを行ってきました。
施設利用者の皆さんは2次避難をされていますが、職員が受入再開へ向けて頑張っています。中にはご自身が被災したため、施設で寝泊まりしながら業務にあたっている方が数名いらっしゃるとのこと。
物資をお届けした際にこうした支援もあるとお伝えしたところ「ぜひに」ということで、全国から駆け付けたパートナー団体”チーム ボロ”の皆さんによる炊き出しと、Milk&Honeyのデュオによるミニコンサートが実現しました。

能登半島 穴水町
能登半島 穴水町

「遠くからたくさんの応援をいただき感謝です。
今まで皆さん、本当によく頑張ってきたけど、これからも一緒にまた頑張っていきましょう。」
最初のごあいさつで、池田施設長は職員の皆さんに声をかけていらっしゃいました。
デュオのお二人は、”おぼろづきよ”や”夏は来ぬ”といった季節感のある選曲で、「もうすぐ来る春から初夏まで、少し先の季節を歌うことで未来への希望を感じていただきたい」、そういった思いで歌ってくださいました。
その後、お弁当とコーヒーをご一緒し、話題は歌や子ども達のことにも広がり、たくさんの笑顔を見ることができました。私たちが出発する時には、皆さん総出で、「たくさん元気をいただきました。また頑張れます。ありがとうございました!」と手を振ってくださっていました。

能登半島 穴水町

Amazonほしい物リストを通してご協力いただいた使い捨て食器などはとても助かっているとのお話です。ともにお届けした介護用物資は、4月に戻られる利用者のために使わせていただきます、とのことでした。皆様のご支援に感謝いたします。
先日13トンの生活用水を提供した”こすもす”にもお弁当と焼き菓子をお届けしたところ、「少し通水しました!」と笑顔で教えてくださいました。生活用水はまだ断水が続く地域で避難生活を送る職員さんたちがとても助かっているとのことです。

AmazonたすけあおうNippon被災地を応援

支援活動も3か月目、変わっていくニーズを把握し細やかな対応を心がけていきたいと思います。引き続きご支援をよろしくお願いいたします!
【被災地】 オペレーション・ブレッシング・ジャパン 能登半島地震 福祉的避難所、1.5次避難所、自主避難所、在宅避難者向け支援

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