【緊急支援開始】イスラエル・ガザ人道危機~衣類や食糧、移動手段や宿泊、ZOOMによる心のケア支援を行っています
パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが10月7日、イスラエルに3000発を超えるロケット弾を撃ち込む大規模攻撃を行いました。戦闘開始から3週間が経過しても沈静化の兆しはなく、ガザでは人道危機の深刻化が懸念されています。紛争の最初の日から、私たちの姉妹団体CBNイスラエルは支援を始め、私たちは現在も現地でイスラエルの危機対応に協力しています。
イスラエルの最初の報復ミサイル攻撃以来、数日間の戦闘で数千人の命が失われ、兵士と民間人を含む数千人が負傷しました。さらに、命を守るために、イスラエルはガザ地区北部の住民全員の避難を命じ、おそらく100万人以上が避難したとされています。紛争地帯からのパニックに陥った人々の混乱に満ちた避難は、信じがたいものでした。
イスラエルでは現在、紛争地域から逃れてきた何十万人もの人々が、状況が変わるまで絶望的な状況にあります。今でも南部では軍とテロリストが戦っており、その地域へ入ることはできません。彼らは過密な難民キャンプに滞在するか、助けを得られない限り、自力で生き抜くことを余儀なくされているのです。
オペレーション・ブレッシングによるイスラエル危機対応
オペレーション・ブレッシングの国際災害対応チームはCBNイスラエルと協力して、避難家族に移動手段、衣類、衛生用品、子どものおもちゃ、寝具、宿泊施設に至るまで様々な支援を行っています。
2週間近く難民キャンプにいた女性は「そこは小さな部屋にシンプルなカーペットが敷かれていました。初めは私たちを含め20人ほど、1週間後には倍以上が詰め込まれた状態でした」と言います。知人から私たちの支援について聞き、現地スタッフのサポートを得て一時的滞在のための宿泊施設に移動することができました。
襲撃に遭った人々は、自分の家族が行方不明なのか、もう生存しないのかを知るため何百人もの人々が警察署を訪ねています。DNA鑑定を行うため、軍は多くの焼死体や切断された遺体を回収しました。CBNではZOOMセミナーを開催し、母親や子ども達を励まし、ストレスや不安に対処する方法について伝えています。
必要な支援は非常に多く、子どもたちと大人たちに対するさまざまな物資や支援を提供する計画も進行中です。これにより、彼らの滞在がより安全となり、多くの家が破壊される中で少しでも日常を取り戻す手助けとなります。
イスラエル・ガザ双方で今この瞬間も多くの人々が故郷や家族を失っています。危機に晒されている人々のために、紛争で愛する人を失った何千人もの人々のためにお祈りください。彼らの苦難を軽減するための実際的ご支援もよろしくお願いいたします!
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