【熱海市土砂災害】絵本の宅配便が喜ばれています!
毎週月曜日は「絵本の宅配便」の日。
皆さまからいただいたご寄付で購入した絵本、全国から寄贈された数々の絵本を持って、支援スタッフが一軒一軒お届けしています。
外出もままならず、いつも来ていた移動図書館も巡回を見合わせていることもあり、在宅避難している子ども達は「絵本の宅配便が来たーーーー!」とこの日を楽しみにしてくれています。
![絵本の宅配便](http://objapan.org/wp-content/uploads/2021/08/ehon-ex03.jpg)
東京都大田区の絵本専門士の方から寄せられた絵本は、
「被災地の子どものために、子ども達が選んでくれた」本なのだそうです。
これがすごい!
専門の方々から寄せられる絵本ももちろん好評なのですが、
「子ども」が「子どものために」選んだ本にはみんな飛びついていました!
やっぱり好きな本は同じ仲間が選ぶのが一番なんだなぁと感じました。
お母さんがたも、心をこめて選んでくれたことをとても喜んでくれています。
先の「おしゃべりドライブ」に同行された精神保健福祉士の方がおっしゃっていた
「『これが喜ばれるだろうか、あの人はこれが好きだろうか』そういう他者を意識した交流が、生きる実感につながる」
という言葉、この絵本寄贈にも言えることだと思います。
コロナ禍で制限のある生活がずっと続き、交流の機会が減っている昨今ですが、
「被災地の子ども達は何がいいかな~?」と選んだ絵本を通し、そこには目に見えない交流が生まれているような気がします。
どんなにつらいことがあっても、遠くで誰かが応援してくれていると思うと、人はもう一回頑張ろうと思えます。
つらい人や困った人のために、どうしたら喜んでくれるだろうか、どうしたら笑顔になってくれるだろうか、そうやって思いを寄せることはとても素晴らしいことです。
絵本を選んでくれた子ども達、寄贈いただいた皆さま、ご支援いただいている皆さまに心から感謝申し上げます。
皆さまの温かいご支援と思いとともに、来週もまた絵本をお届けしてきます!
熱海市伊豆山地区の支援活動は下記パートナー団体の協力により実施しています(あいうえお順)。
一般社団法人クラッシュジャパン
公益財団法人 日本YMCA同盟国際青少年センター YMCA東山荘
社会福祉法人 十字の園
社会福祉法人ミッションからしだね
日本国際飢餓対策機構(JIFH)
ACT japanフォーラム
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、社会課題の解決を組織第一の使命とし、被災地からの支援要請および支援ニーズに基づき活動する特定非営利活動法人です。45の日本の国際NGOが加盟するジャパン・プラットフォーム(JPF)が作成している「新型コロナウイルスの感染が懸念される状況におけるNPO等の災害対応ガイドライン」を遵守し支援活動を行っています。