【コロナウイルス対策支援】全国から寄せられた喜びのメッセージのご紹介
オペレーション・ブレッシング・ジャパンが除菌水製造・配送プロジェクトを開始してまもなく一か月が経とうとしています。
これまで警戒都道府県を中心に、全国300の医療・福祉施設へ除菌水を届けることができ、配送した除菌水の総量は6,000ℓ、併せてマスクを12,030枚お配りしました。
除菌水を受け取った各施設の方から感謝のお声が寄せられ、私たちスタッフ一同日々力をいただいております。
今回いただいたメッセージの一部をご紹介いたします。
全国から寄せられたお声
どんなに障がいが重くても、「自己選択・自己決定・自己責任において、自分が望む地域で暮らせる社会を目指す。」という理念を掲げ、身体障がい者福祉ホーム、重度の心身障が者の方を対象とした生活介護事業、居宅介護事業などを運営されています。
札幌では老人保健施設でクラスターが発生し、利用者、職員で75名の方が発症されており、集団感染を防ぐために職員の方々が懸命に衛生管理にあたっておられます。その日々の除菌作業時に、私たちの次亜塩素酸水が用いられています。
こちらは障がいを持つお一人おひとりのスキルを活かしながら、就労をサポートする就労継続支援に取り組まれています。
職員様からのメッセージ
この度、ご寄贈のお話をいただき感激しております。
コロナのリスクを鑑み、テレワークに切り替えたいのはやまやまですが、利用者の方の障がい種別や等級程度に大変幅があり、毎日のルーチンがなかなか崩せない、崩れると元に戻りにくい方々が利用されています。したがって施設内の滅菌作業が不可欠です。
希釈ハイターなど色々工夫はしているのですが、常に手荒れの心配など気になっていました。そのような中でお送りいただいた電解水を、早速利用させていただいております。私たちにとってはクリスマスプレゼントの気分です。
今後とも日本にとっての縁の下の力持ちではあるご活動の充実とご健勝を祈念いたします。本当に助かりました。
こちらの施設は、開設以来35年、ご高齢の方が住み慣れた場で最後まで 過ごす”終の棲家”としての支援を行い、ターミナルケア(終末介護)の実践されています。
施設長様からのメッセージ
私共の法人は神奈川県茅ケ崎市で主に高齢者事業(支援)を中心に40年間、地域に必要とされる法人でありたいと事業を続けてきました。法人の理事長は医師であり、かつ現在97歳という超高齢にも関わらず、意欲衰えることなく福祉事業の発展を考えています。
その理事長の人生の歩みの中でさえ、これほどの有事(感染拡大)は、未曽有の出来事であり、その対策には万全を尽くしておりますが、次第に物資はもちろんのこと、携わる職員の疲弊の色も少しずつ見えてくるようになっています。
今は日本国民が一致団結して、この難局を乗り切っていくために、御団体のような活動は非常に勇気を与えてもらうものです。
ご提供いただきました消毒液は施設内の消毒作業に、そしてマスクは備蓄させていただき、もし近隣施設等で物資に困る状況がありましたら、そちらへの提供も含めて大切に保管・活用させていただきます。ご厚意に多大なる感謝を改めて申し上げます。
この事態が収束して、1日も早く日本国全体に平穏な日々が戻ることを祈って止みません。
介護の現場は、医療と同様、もしくはそれ以上の濃厚な接触が必要になります。
食事を口元まで運んだり、入浴介助をしたり、難聴の方には耳元で話さなければ介護はできません。
感染弱者と言われている高齢者、また基礎疾患を持つ方々を守るための、懸命な衛生管理の取り組みがなされておりますが、アルコール・消毒液の不足は長期化する見通しです。
この活動は、SAPジャパン株式会社の助成協力、ホシザキ東北株式会社の技術協力をいただいて実施しています。