毎月待ち遠しい..宮城県登米市でかんたん体操
2015年1月21日宮城県登米市の南方仮設にて
90歳を超えているおばあちゃん。 毎月参加してくれています。
「もう少しで4年になるねぇ。あの日は海が爆発したみたいだった。」 いつも、天気のはなしとか健康には気を付けて生活しているといったお話なのですが 今日は「いつかは大きな地震が来ると思っていたけど、みんながまさかあんなところまで津波が来るなんて思っていなかったからね。 私はこれは津波が来ると思ったから、すぐに山に向かって逃げて助かったけどね。」と話してくれました。
地震があった日から4日間、広さ20畳ほどの公民館に100人以上で避難していたそうです。 その後、東京から迎えに来た息子さんと娘さんの所に避難していたそうですが、お盆に犠牲になった人たちを送るために宮城に戻ってきました。
この日参加してくれた皆さんを見回して「ここで仲良くなった人と話せるから毎月待ち遠しいくらい。」と嬉しい言葉をいただきました。 ここ南方でも他の仮設と同じように、毎月何件かずつ空室が増えてきています。 おばあちゃんが楽しみにしているこの時間を少しでも長く続けていきたいと思っています。
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