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日本の危機への対応

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2011年3月13日(日曜日)バージニア州バージニアビーチ午前11時

日本の地震と津波による災害への対応は困難を要します。なぜなら私たちは現在は日本に支部を持っておらず、現地への窓口が限られているからです。テレビを見れば、そこで支援が必要とされていることは一目瞭然ですが、私たちはまだ具体的に必要な支援がどのようなものかを把握できていません。

ですが、経験上私たちは知っています。実際に何が起こっているかを、そして最も効果的に被災者を支援する方法を把握する最良の方法は、現地にスタッフを派遣する事だと。

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私は今、OBI国際災害救援ディレクターのデビッドと話をしました。彼は今、ニューヨークのJFK空港の飛行機の中におり、今から日本の成田空港へ17時間かけて向かうところです。彼は明日の午後に現地に到着します。通関後デビッドは東京に向かい、教会やNGO等のキリスト教の連合、そして日本政府関係者や米軍の指導者と話し合いをもちます。そこでのディスカッションとデビッドの結論に基づいて、私たちはすぐに救援戦略の最初のステージの計画をたて、実践します。膨大な数の避難者のために、食糧、水、毛布、防水シート等が必要とされているので、私たちの初期の行動は、おそらく救援物資の供給がメインとなってくるでしょう。また私たちはこれまでに多くの地震と津波における救援の経験があります。例えば2004年のインドネシアでの津波の際は、緊急の食糧・水・医療の供給の必要がなくなってから、私たちは長期的なプロジェクトをスタートしました。それは、漁師の家族のためのボート、避難民のための家屋、そして津波で破壊された沿岸地域における新たな学校や診療所等を作るプロジェクトでした。blog_110313_03

さらに私たちは、災害医学を専門としたドイツのクリスチャンNGOであるヒューメディカに基金の支援をしています。ヒューメディカの医師と看護師のチームが、本日日本へ向けて派遣されますので、被害の大きかった地域での状況を私たちにまもなく伝えてくれるでしょう。 私たちは過去数年間にわたって13の国でヒューメディカと協力して活動しています。 彼らは各地での紛争によって鍛え上げられていますので、今回も被災地に祝福を届けてくれるはずです。blog_110313_04

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