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アイ・クリニック?女川町新田仮設・運動公園仮設にて

震災間もない頃より実施し続けている私たちのメガネの無料提供支援活動「アイ・クリニック」。今回は宮城県の女川町の新田仮設住宅と運動公園多目的仮設を訪れました。blog_111117_01

会場に行くには瓦礫集積場を通り抜けなくてはなりません。道路の両脇に積み上げられた瓦礫は、見上げるような高さで、ありとあらゆる家具や生活の道具が、木材やコンクリートの破片や海藻とごちゃまぜになって積み上げられています。
目をこらすと瓦礫にはたくさんの茶箱が混じっており、震災前のこの町の穏やかな日々を垣間みる思いがしました。blog_111117_02
blog_111117_06 1日目の新田仮設会場には、開始時刻の1時間以上前からすでにたくさんの皆さんが並んでくださっていました。平日ということもあって主婦の方が多く、埼玉から駆けつけた大学生ボランティアスタッフと一緒に、和やかな雰囲気でフレームを選んでいらっしゃいました。

blog_111117_03 夕方になると部活帰りの高校生や仕事が終わったお父さんたちも増えて来ました。

2日目のアイ・クリニックは、昨日の新田仮設から少し西に移動した運動公園多目的運動場仮設の集会所で行いました。この日もやはり開始時刻のかなり前から、50人以上の皆さんが列を作って待っていてくださいました。昨日の新田仮設でのアイ・クリニックの模様は東北放送のニュースで放映されたため、それを見て来たという方が多くいらっしゃいました。

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午後になって、塩竃市を訪れていた理事長のビル・ホランと、共にアメリカから来日したゲストのヴィクトリア・ハーストさんが会場に到着しました。ハーストさんも日本語にとても堪能です。

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blog_111117_05 最終的に、女川町での2日間のアイ・クリニックには、約230人の皆さんが訪れました。出来上がったメガネをお渡しするのは11月27日。新しいメガネをかけた、嬉しそうな笑顔の皆さんにお会いするのがとても楽しみです。

 

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