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【福島 心のケア】羊毛フェルトで秋を彩ろう

2017年9月22日
福島県南相馬市

爽やかな秋晴れに恵まれたこの日。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは南相馬市の太田生涯学習センターを訪問し、高齢者学級を対象に羊毛フェルト教室を実施しました。
【福島 心のケア】羊毛フェルトで秋を彩ろう
地域の方のお話によると、震災後に若い世代が避難したことで地区の地域交流が大幅に減少し、高齢者世帯の孤立化や過疎化に拍車がかかっているとのことです。
同じ地区の住民と顔を合わせ、一緒に手芸を楽しむことで、地域とのつながりと生活の張り合いを感じていただければと、今回の実施に至りました。

今回皆さんが挑戦したのは、羊毛フェルトを使ったオリジナルランチマット作りです。
特殊な針で羊毛をつつきながら、繊維を絡めて形を作っていきます。
簡単なように見えますが、羊毛のボリュームや針の入れ方によって形が変わるため、皆さん真剣な表情で針を差し入れていきます。
【福島 心のケア】羊毛フェルトで秋を彩ろう
【福島 心のケア】羊毛フェルトで秋を彩ろう
慣れてくると、リズミカルに針を刺す音があちこちから聞こえてきました。
こちらは可愛らしい葡萄が!
【福島 心のケア】羊毛フェルトで秋を彩ろう
この日初めて羊毛フェルトを体験した方がほとんどでしたが、1時間ほどで皆さんの個性溢れた素敵な作品が出来上がりました。
無地のランチョンマットの上に、栗や柿、どんぐりや落ち葉など、秋を彩る模様がいっぱいに広がっています。

参加された皆さんは、完成した作品を互いに見せ合い、隣同士の方と会話を弾ませていました。
「初めてやってみたけど、なかなか面白かったです」
「家に帰って自分でもやってみようか」
との声も頂き、皆さん初体験の羊毛フェルトを満喫していただけたようです。
最後は皆さんの自信作を手に記念撮影!
【福島 心のケア】羊毛フェルトで秋を彩ろう
地域コミュニティの希薄化が、震災の影響でより一層進んでいる福島県。
そこに住まわれる高齢者の方々が、明るく楽しい日常を心身ともに健康で送れるよう、オペレーション・ブレッシング・ジャパンは今後も地域のニーズに沿った支援を続けて参ります。

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