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【福島 心のケア】子どもたちの安らぎの場でありたい

2017年6月9日

今日の会場は、南相馬市太田生涯学習センター。
汗ばむような暑い天気の中、学校終わりの子どもたちが元気な顔をのぞかせてくれました。
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今回子どもたちが挑戦したのは、「オリジナルの絵本作り」。
スタッフが語る物語を、絵を一切見ず耳だけで聞いて想像を膨らませます。
そして子どもたちの思い描く世界を、画用紙に自由に表現してもらいました。
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絵を楽しんで描くこともとても重要ですが、私たちがそれ以上に大切にしていることは、
子どもたちが自分で感じたこと、考えたことをそのまま表現してもらうことです。

大人よりも自分の気持ちを言語化することに慣れていない子どもたちは、時として不安や葛藤を心のうちに閉じ込め、無意識のうちに感情を抑圧してしまうことがあります。
その心のうちを自由に解放できる場所、ありのままの自分を表現する場所がこの「あとりえほーぷ」であり、私たちスタッフは、子どもたちの語りに真摯に耳を傾けることに重点を置いています。
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参加者の子どもたちの中には、避難先から戻って来てもなかなかクラスに馴染めなかったり、他県から戻って来た後の地元の生活環境の変化に心が追いついていない子もいます。

そういった子どもたちを抱える保護者の方々の声にも耳を傾けながら、今被災地に求められていることは何かを吟味すること。
震災からどれだけ時間が経過しても、私たちは子どもたちに寄り添い、変化する被災地のニーズに応えたいと願っています。
【福島 心のケア】見て触って!春を感じよう
この度オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、震災以来多くの痛みとストレスを抱えて来た福島の子どもたちのために、2泊3日の特別なサマーキャンプをご用意しました。
思いっきり自然と触れ合える環境の中で、普段経験することのできない工作体験を楽しみながら、専属スタッフが一人ひとりの子どもたちの心をケアします。

このプロジェクトを、あなたの寄付でサポートしませんか?
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▼【新プロジェクト】80名の福島の子どもたちを安全で自然溢れるサマーキャンプに送ろう
https://objapan.org/send-80-fukushima-children-to-camp-jp/
皆さんの応援をお待ちしております!

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