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【福島:心のケア】地震に負けるな福島の子

先日の11月22日、震度5弱の大きな地震に見舞われた福島県。

25日に訪問した南相馬市の太田小学校も、大地震による影響で1日休校となったそうです。
児童クラブの職員の方々も、予期せぬタイミングで震災の記憶がフラッシュバックし、胸がヒヤッとしたと話しておられました。

【福島:心のケア】地震に負けるな福島の子

今日のあとりえほーぷには、授業を終えた20名の子どもたちが参加してくれました。
本日作るのは、落ち葉と手書きメッセージで彩るオリジナルのしおり作りです。
赤や緑、黄色や茶色といった色とりどりの落ち葉を台紙に貼り、裏に「自分や見る人を励ます言葉」を書き込みます。
「スポーツをもっと頑張りたい」と、自分を鼓舞するようなメッセージを書いたり
「You can do it!あなたならやれる」と力強いメッセージを書く子もいました。
一人一人が、自分が伝えたい言葉に真剣に向き合い、見る度に元気を貰えるようなしおりを作っていきました。

【福島:心のケア】地震に負けるな福島の子

【福島:心のケア】地震に負けるな福島の子

今回あとりえほーぷで使用した落ち葉は、この日のために準備して被災地から離れた宮城県から拾ってきたものです。
未だ放射能の汚染問題に不安を抱える県民の方も多く、落ちている草花にも神経を使わなければいけない生活を送っている人もいます。

「なかなか自由に遊ばせてあげることができない」という保護者の方々の声も未だ聞かれます。
震災によって、様々な制約が課せられた子どもたち。しかしそのような環境の中においても子どもたちはまっすぐ前を向き、1日1日を大切に生きています。

【福島:心のケア】地震に負けるな福島の子

【福島:心のケア】地震に負けるな福島の子

あとりえほーぷで作った工作の1つ1つには、作った子どもたちの「心」が込められています。
今回みんなで作ったオリジナルのしおりにも、毎日勉強やスポーツを頑張る自分へ向けた励ましのメッセージが込められています。
もし何かつらいことや元気がなくなるようなことがあったら、このしおりが子どもたちの元気の素の1つとなればいいなと思いました。

福島で育つ子どもたちの心が、これからも強くたくましく、そして豊かに育っていくよう
オペレーション・ブレッシング・ジャパンでは活動を続けていきます。

■福島心のケア 支援の窓口
支援</p> <p>のお願い

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