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【福島:心のケア】不安の中の日常・家族を応援する

福島第一原発の事故により、厳しい生活環境にある南相馬市。
南相馬市は原発から20~30キロ圏内にまたがっています。
多くの方がそれぞれの事情により避難先から戻ってきて、将来のこと、子どものことに不安を抱えながら生活しています。

【福島:心のケア】不安の中の日常・家族を応援する

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2016年6月11日
その南相馬市の子どもたちと家族、14家族47名を「水族館 家族日帰りツアー」にご招待しました。

【福島:心のケア】不安の中の日常・家族を応援する

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仙台港を見下ろす高台でお昼ごはんを食べながら、参加いただいたお母さんからお話しを聞きました。
「東日本大震災後、しばらくの間、娘の顔から笑顔がなくなっていたんです。」
と話すのは小学生の女の子を持つ原さん。
「いつも娘が笑うと、エクボができるんです。今日はたくさん笑っていて、親としてとても嬉しいです。」
と話してくれました。

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放射線だけではなく、除染作業による治安への不安もあり
子どもを外でのびのび遊ばせてあげられないといいます。
そういったことが子どもへどう影響するのか見えない悩みはつきません。

食事の後は「仙台うみの杜水族館」へ行きました。
仙台うみの杜水族館は東日本大震災で被災したマリンピア松島水族館がその前身。

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飼育員で獣医の田中さんから、震災当時の動物や魚の話、被害の中でもたくましく生き残ったイロワケイルカの話を伺いました。
普段は聞けない水族館で活躍する大人の姿を通して、さまざまな刺激を受けた子供たち。
その子どもの姿を見て、お父さん、お母さんから笑顔がこぼれます。

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震災当時、関東へ半年ほど避難していたという、しゅうと君のお母さんは
「正直、不安はあります。でも子供には元気に自分の思うように、自由にたくましく育ってほしいと願っています。」
と教えてくれました。

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福島の未来を担う子どもたちの健全な成長は、確かな復興の礎です。
さまざまな災害ストレスに晒されている福島の被災地の人々に対して、長期的な心理面でのサポートは欠かすことができません。

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オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、家族と子どもを通しての支援を続けていきます。
福島のこれからを支えるために、皆様のご支援をぜひともよろしくお願いいたします。

■東日本大震災 支援の窓口
支援</p> <p>のお願い

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