このお米を届けたい・・登米市 板倉農産 阿部さん
日本海側の大雪による被害が報道され、寒さが一段と厳しさを増している東北地方。
仙台を中心に生活困窮者への支援活動を展開する「仙台夜まわりグループ」があります。
今年10月29日に『冷え込む季節を前に・・仙台夜まわりグループへの協力』というエントリーを
公開いたしました。 http://objapan.org/?p=18816
その記事を見ていてくださった有限会社板倉農産より
「仙台夜まわりグループ」にお米を寄付したいというご連絡をいただきました。
2014年12月9日、宮城県でも有数の米どころ登米市にある有限会社板倉農産を訪問しました。
板倉農産は300年以上も続く農家としての伝統を大事にしながら、アイガモをつかった有機米などの 新しい取り組みに積極的に挑戦し続けています。
実は板倉農産は東日本大震災の当時もOBJの支援活動に尽力してくださった経緯があります。
沿岸部の被災地に何トンものお米を届けなければならないとき
震災で壊れた機械を修理し、または手作業で運び、そのお米を地元の皆さんとともに調達、精米。
またその後の南三陸町での眼鏡支援プロジェクトでも大きな助けとなってくださいました。
取締役社長 阿部さんは
「自分たち自身も恵みとしていただいている米だから、できることならみんなのお腹が満たされてほしい。
この東北で生活に困っている人がいるのなら、今、自分ができることとしてこの米を使ってほしい。」
とお話ししてくれました。
いただいたお米270キロと家具。
トラックに積み込んで
12月11日に「仙台夜まわりグループ」に届けてまいりました。
最近は30代から40代の若い困窮者が増えているのだそうです。
「仙台夜まわりグループ」では土曜日におこなう炊き出しのカレーライスに
使ってくださるとのことです。
詳しくは
●仙台困窮者相談支援センター「HELP!みやぎ」
仙台夜まわりグループ ウェブサイト
http://www.yomawari.net/
●有限会社板倉農産 ウェブサイト
http://www.itakura.to/