【福島 心のケア】第1回子どもサマーキャンプのご報告
7月28日から29日の二泊三日、宮城蔵王自然の家で、子どもサマーキャンプの第1回めが開催されました!
このプロジェクトを実施するにあたり、寄付を通してご協力してくださった皆様に心から感謝いたします。
大自然の中でのキャンプの様子を、ダイジェスト版で皆様にご報告いたします。
初日はニジマスのつかみ取りからスタート!
生き生きとした魚を自分の手で捕まえて、串焼きにして食べました。
「すごい美味しい!」と、子ども達もその新鮮な味に感動した様子。
一回目の工作の時間は、石粉粘土を使ったオリジナルの石版作りに挑戦!
「自分で守りたいルール」を、粘土の表面に刻み込みこみました。
みんな綺麗にデコレーションしています。
午後からは、深い森の中でスコアオリエンテーリングを行いました。
これは、キーワードがかかれた板を探して点数を競うゲームです。
子ども達はチームで協力しながら、「あっちだよ!」「こっちにもあるよ!」と声をかけ合いつつ森の中を探索しました。
夜は花火をして大盛り上がり!
鮮やかな火花とともに、子ども達の歓声が夜空に響きました。
2日目は、自然にあるものをモチーフにしたオリジナルのキーホルダー作り、さわ遊び、キャンドルファイアーと内容盛りだくさん!
蔵王の豊かな自然に触れて、子ども達も大興奮です。
キャンドルファイアーの時間では、みんなで輪になって「ともだちはいいもんだ」を歌いました。
このキャンプに参加した子ども達みんなが新しいお友達を作ることができ、そのお友達をこれからも大切にしていこうと、想いを一つにしました。
そして最終日には、蔵王の丸太の板で「オリジナルプレート」を作りました。
特殊な絵の具「アースカラー」を使って、慎重に色づけしていきます。
キャンプの最後に、とても素敵な思い出の品が完成しました。
バスが来る時間までは、体育館で思いっきり身体を動かして遊びました。
キャンプ初日は緊張気味だった子もいましたが、その子達も含めみんなお友達と仲良く汗を流していました。
蔵王の大自然に囲まれて、ひと夏の特別な思い出と、新しいお友達を作った子ども達。
子ども達はただ楽しく遊ぶのではなく、時にはチームで協力し、友達と助け合うことを学びました。
そして、今までにない自然学習や創作活動を通し、自分自身の心と向き合い、相手のことを思いやる豊かな感受性を磨いてもらいました。
2011年の東北大震災以来、多くの痛みとストレスを抱えて来た福島の子ども達に、希望と元気を届けたい。
そのような願いのもとで実施されたキャンプは、皆様のご支援のおかげで無事第1回目を終えることができました。
みなさまの温かいご支援を、心から感謝致します。
第2回目は、8月2日から4日に、同じく宮城蔵王自然の家で開催されます。
またそちらのご報告をお楽しみに!
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