【福島復興支援】子どもたちの創造力の花と芽を育てています
福島県南相馬市で毎週開いている子どもアートセラピープログラム「あとりえほーぷ」。
5月27日、そのスペシャル版として世界的バルーンパフォーマーのSyanさんをお招きして、バルーンアート体験教室を開催いたしました。
この日は南相馬市の親子60人が参加し、細長いバルーンを曲げたり、束ねたり・・。
ふくらませると小さな子どもの背丈ほどもあるバルーン。
身体全身を使って、それぞれが独創的なバルーン作品を創りだしました。
今回の「あとりえほーぷスペシャル」のテーマは「かっこいい大人に学ぼう!」。
特殊なギミックや魔法のような演出で世界を魅了するSyanさんから
「バルーンアートという自分の好きなことを仕事にできていることが楽しい。」
「一つのことを目指すことも大事だけれど、いろんな仕事の中から自分に合うもの、好きなものを探し出すことも大事だと思います。
そして今まで世界になかったようなことでも、自分が好きなら仕事にできないかなと一所懸命取り組んでみるのもいいと思います。」
と、仕事に向かう考え方を教わりました。
今、復興のただなかにある福島県南相馬市。
この復興の担い手は間違いなく新しい世代の子どもたち。
その子どもたちが困難に負けない心を養うためには、発想の柔軟性や豊かな創造性が必要です。