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【福島:心のケア】夏を彩るサンドアートに挑戦!

福島を拠点として行われているオペレーション・ブレッシング・ジャパンの心のケア「あとりえほーぷ」。
今回4回目の開催となる南相馬市の大甕生涯学習センターに、学校帰りの子どもたちがたくさん集まってくれました。

この日のあとりえほーぷのテーマは、「サンドアートで絵を描こう」です。
夏を象徴する三つの下絵の中から、子どもたちに好きなイラストを選んでもらます。
用意した図柄は、スイカとカブトムシ、ヒマワリとアサガオ、夜空を彩る花火です。

【福島 心のケア】夏を彩るサンドアートに挑戦!

【福島 心のケア】夏を彩るサンドアートに挑戦!

【福島 心のケア】夏を彩るサンドアートに挑戦!

好きな下絵を選んだら、今度はカッターを使ってイラストの線を切り、紙をくり抜いていきます。
複雑な部分はスタッフがお手伝いして行いました。
紙をくり抜き終わったら、自分が染めたいと思う所に好きな色の砂を大胆にまき散らしていきます。
ある子はアサガオを真っ青に染めたり、違う色の砂を混ぜて葉っぱにグラデーションを付けたりと、思い思いの色で夏の風物詩を色付けしていきます。

あとりえほーぷにいつも一番乗りで参加してくれる女の子は、家では年の離れた兄弟の面倒を見たり家事を手伝ったりするしっかり者。
あとりえほーぷでは、「学校や家ではできない工作ができるから、毎回とても楽しみ」だと笑顔で教えてくれました。
仲良しのお友達といっしょに、自分で考え自由に作って遊ぶあとりえほーぷの時間を、月に一度の楽しみにしているそうです。
カメラを向けると、彼女のトレードマークである元気な笑顔を見せてくれました。

【福島 心のケア】夏を彩るサンドアートに挑戦!

オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、震災による家庭環境の変化などの状況にいる子どもたちに寄り添い
彼らが本来持っている力を発揮していけるよう、工作を通した心のケアを行っています。

震災から6年目に入り、福島に暮らす人々を取り巻く状況は変化しつつありつつあります。
政府は「原発事故子ども・被災者支援法」を改訂し、自主避難者の住宅支援を2017年3月で打ち切ることを発表しました。

事態収束とは言い難い原発事故の問題を抱えながら、今も震災の影響を引きずった生活をおくっている現状が福島にあります。

そこで暮らす子どもたちが、ストレスや環境の変化によって心身を弱めることなく、むしろすくすくと成長できるよう
オペレーション・ブレッシング・ジャパンでは今後とも心のケアを通した活動を行っていきます。
子どもたちが個性の花を咲かせ、体も心もたくましく育っていけるよう、皆様のご協力をよろしくお願い致します。

■福島心のケア 支援の窓口
支援</p> <p>のお願い

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