【熊本地震支援】阿蘇・自然災害に翻弄される住民のために
強い雨の中も支援活動は休むことはありません。
阿蘇にいるスタッフと連絡を取り合いながら、天候を見極め、安全第一で搬送します。
無事に阿蘇内牧の教会に支援物資を届けることができました。
この辺りはまだ断水しているところがあります。
地震の影響で配管が破損するなどして、まだ水が不足しているところもあります。
ある温泉施設では、温泉が湧いてこないため営業ができない。
その反対に田んぼや畑では、湧水が温泉に変わってしまった。
皆さんこれからどうしていけば良いか、先が見えない状態なのだそうです。
そして、これからの大きな懸念は梅雨です。
ふと山に目を向ければ、むき出しの断層、ひび割れがあり
被災された多くの住民が土砂災害の危険と背中合わせで生活していることがわかります。
皆さんは道路が土砂で寸断されて、孤立状態になるでは…と不安を抱えながら
自分たちでできる範囲で食糧備蓄など備えをしている状況でした。
被災地で暮らす人々でできることには限界があります。
地域にある教会を拠点にして、地域住民の皆さんに物資を届けます。
そのために持ち運び可能な大きさのコンテナに物資を分けています。
これは物資を1家族単位で、そのままお渡しできるようにするためです。
避難所がどんどん閉じられていき、配布する物資が、大人数単位から家族単位へとシフトしていくからです。