【南相馬：学童クラブでキッズミストリー】不安を抱える子どもたちに安心を！

宮城・福島で震度6強を観測した翌日17日、復興コミュニティスペースで学童の子どもたちを対象にキッズミニストリーを開催しました。
みんながわくわくするような体を使ったゲームに、賛美ソングとダンス、そして聖書のみことばからのおはなし。
「突然日常を脅かされてショックを受けていたり、暗い気持ちになっている子たちが多いからこそ、予定どおり開催しようと思いました。」
そう語ってくれたのは、牧師でありキッズミニストリーのリーダーでもある黒川さんです。

今日シェアしてくれたのは、「恐れる必要はないよ、君たちは神様に守られ愛されているよ」というメッセージ。ヨシュア記1章9節からです。

震災を経験していない子どもたちも多くいる中で、
「昨日の夜は怖くて眠れなかった」
「揺れで具合が悪くなって吐いてしまった」
という声も聴きました。

突発的にショックな出来事が起きた時には、いままでの楽しい日常を思い出させてくれるような場をつくることが大切です。

今回、身体を思いきり動かすゲームやダンスでは、こどもたちの笑顔がはじけました。
そして黒川さんのメッセージタイムでは、みんなひとりひとりがまっすぐに話を聴き、一人一人の不安が取り除かれるよう共に祈りました。
お迎えにきた保護者のかたがたは、
「楽しかった～！また遊びたい！」
笑顔で駆け寄ってくる子どもたちの姿をみてホッとした様子。

あるお母さんからは、
「地震のあとずっとソワソワして落ち着かなかったので、
こうしてリフレッシュさせてくれる機会があるのはうれしい」
といった声もいただきました。

南相馬復興コミュニティスペースでは、子ども達含む地域のご家庭に安心して集える居場所を開放しながら、
現在も断水が続く地域を対象に給水支援を続けてまいります。
一部地域では、病気や高齢によって水を取りに行けず困っている方がいると情報が入りましたので、おひとりおひとりの支援ニーズに合わせて一日も早い生活復旧に努めていきます。